アイ波動経済研究所が閉鎖｜運営者が残した謎のメッセージの意味とは

(2018年4月23日追記)
株式投資情報サイト「アイ波動と轟亘と仲間たち」のホームページにアクセスすると『アイ波動のメールマガジンは、2017年11月2日をもって閉鎖しました。』と記載されており、サイト閉鎖していることが判明しました。

↓実際のホームページ画像↓

閉鎖した理由は特に記載されておらず、「アイ波動と轟亘と仲間たち」の運営者が新たにサイトを立ち上げてサービス提供を行っている様子も伺えません。

閉鎖に至った理由と、運営者のその後は気になるところではありますが、それ以上に気になるのはサイト閉鎖の旨を伝える内容と共に記載されていた下記のメッセージ↓

『60才以上の方は、手持ち資金を減らさず、増やす努力をしてください。将来において長期デフレの反動でインフレになっても、年金は増えないと思われます。』

一体、「アイ波動と轟亘と仲間たち」の運営者は消費者に何を伝えたかったのか？「アイ波動と轟亘と仲間たち」が閉鎖した件に関する情報をお持ちの方は口コミ投稿フォームもしくは問い合わせフォームから情報を提供していただけると幸いです。

※以降の記事はサイト閉鎖する前に検証を行った結果です

「アイ波動と轟亘と仲間たち」は波動法による株式投資という名目で運営を行う株式投資情報サイトです。株式投資で失敗が多い、どの銘柄を売買すればいいか迷うなど、株式投資の困ったをサポートしてくれるようです。

大体の趣旨は理解できたのですが“波動法”という投資法が理解できません。ネットで探しても「ストリートファイターⅡ」以外何も該当しないので、おそらく独自の投資法を駆使してサービス提供を行っているのでしょう。

後程1つ1つ紐解いていきますが、色々と謎多きサイトです…。

ホームページに入ると「ID・パスワード不要の無料サイトになりました」と何よりも大々的に掲載されています。つまり、以前まで有料サイトとして運営を行っていたということになります。

ただ、その理由は記載されていないので詳しく調べていると、以前に金融商品取引業者として登録していたことが判明しました。ちなみに登録番号は「近畿財務局長(金商)第366号」です。

しかし現在は登録番号の表示がありません。行政処分を受けた形跡は無いので、何かしらの理由から登録を取り消したことが推測できます。その理由に関しては詳しく調べても何も分かりません。謎が多過ぎます…。

「アイ波動と轟亘と仲間たち」の無料コンテンツは以下の3つになりますが、個人的には特に活用したいと思えるものはありませんでした。

■今日の重要コメント
相場動向の解説や個別株の動向などを市場の開催日に掲載するコンテンツです。更新は細目ですが、参考にはなりません。

■掲示板
「質問掲示版」と「会員掲示版」という2種類の掲示板が設置されています。こまめにユーザが入出している様子は伺えますが、有益な情報が入手できるような印象は受けません。

■波動法用語図解
同サイトが推奨する波動法という投資法で使う用具の説明集です。

既にご紹介した通り、「ID・パスワード不要の無料サイトになりました。」と記載されているので、現在は有料コンテンツの取り扱いがありません。

以前にどのようなサービスを提供していたのか気になりますね…。

実際に「アイ波動と轟亘と仲間たち」をご利用されていた方、元会員の方、未だに連絡が来る方、些細な情報でも大変助かります。是非とも、「アイ波動と轟亘と仲間たち」に関する情報提供にご協力いただけると幸いです。

会社概要に電話番号が表記されていません。「ご質問・お問い合わせ・ご連絡などは、必ずお問い合わせフォームからお願い致します」と記載されているため、メールのみの対応しか受付けていないことが分かります。

電話の問い合わせを受付けていない理由として「金融商品取引法違反になる可能性があることや少人数で運営している等の理由から、弊社ではお電話でのご質問やご連絡はお受けできません。」と記載されています。

以前は金融商品取引業者として登録していた会社が成り下がると、このような記載をしなくてはいけないのですね。

ドメイン取得日を調べると「2000年4月14日」で、サイト開設後16年以上が経過していることが分かります(2016年7月調べ)。想像以上に長い運営期間を積み重ねていただけに少し驚きです。

続いて、所在地「兵庫県伊丹市大鹿2丁目11番地」をGoogleストリートビューで検索した結果、該当した建物がコチラです↓

住所の文字面からして少し嫌な予感がしましたが、予感は見事的中。ただの一軒家でした。電話での問い合わせを受付けていない理由として「少人数だから」と説明していましたが、「個人運営だから」の間違いではないですか…？？

「アイ波動と轟亘と仲間たち」は近年稀に見る“謎多きサイト”でした。

唯一分かったのは、何かしらの理由で金融商品取引業者として登録を取り消して、無料サイトに成り下がったということだけ。利用者に理解してもらおうとする気持ちは微塵もないみたいです。

実際に「アイ波動と轟亘と仲間たち」をご利用されていた方、元会員の方、未だに連絡が来る方、些細な情報でも大変助かります。是非とも、「アイ波動と轟亘と仲間たち」に関する情報提供にご協力いただけると幸いです。

■無料コンテンツ
・今日の重要コメント
・掲示版
・波動法用語図解

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