- 「株式会社AMオンライン」が社名を変更していた。
- 「株式会社AMオンライン」の行政処分の内容を検証してみた。
- 「株式会社AMオンライン」のホームページを検証してみた。
- 「株式会社AMオンライン」の口コミと評判を検証してみた。
- 「株式会社AMオンライン」のサポート体制を検証してみた。
- 「株式会社AMオンライン」の会社情報を検証してみた。
- 「株式会社AMオンライン」の検証結果を総括する。
(2018年5月26日追記)
2018年3月16日に「株式会社AMオンライン」が「株式会社PLUSSO(プラッソ)」に商号を変更していることが判明。更に同社が運営する投資顧問サイトの名前が「トレーダーズブレインマーケット」」から「VIP投資顧問」に変更されていることが判明しています。
商号とサイト名変更に伴いサイトリニューアルも施されていますが、簡易的なリニューアルしか施されていない点や運営体制が一切変わっていない点を見ると、名前を変えることで行政処分を受けた過去の悪印象を少しでも解消することが狙いだと思われます。
名前が変わっても悪徳は悪徳なので、当然利用はオススメできません。
※以下、商号変更する前に作成した検証記事です。
今回検証を行う「株式会社AMオンライン」は「トレーダーズブレインマーケット」という株式投資サイトの運営を行う投資顧問会社です。
一見どこにでもある投資顧問会社ですが、実は平成28年12月6日付で、金融庁より行政処分を下された黒歴史があります。当時、Yahoo!のトップニュースとして報道されるくらいの大問題となりました…。
行政処分を受ける羽目になった理由は下記の2点。投資顧問会社と名乗れていたのが不思議なくらいの悪事なので、心してご確認下さい↓
①会員に対し虚偽の内容を告知して勧誘していた
延べ4万人以上の会員に対して、仕手筋情報を入手したと謳い投資顧問契約の締結の勧誘を行っていたがその様な事実は皆無。
他にも、契約者の人数を限定する意思がないのに「○名様のみ」と虚偽の記載をしていた。更に、メルマガにて「目標株価2倍は確定済み」などと不確実な事を断言していたが、それは全くの嘘で、投資意欲を煽ることが目的だった。→実際の虚偽告知の例
②口コミサイトと癒着して高評価をデッチ上げていた
口コミ等のランキング形式で紹介しているウェブサイトに、「人気の投資顧問ベスト3」「優良投資顧問ランキング第5位」と紹介されていたが、同社と口コミサイトとの契約により必ず上位にランキングされる仕組みになっており、口コミによる公正な評価では無かった。
…悪徳投資顧問の身ぐるみが剥がされ、下記2点の処分が下されました↓
①業務停止命令
平成28年12月13日~平成29年1月12日迄の1ヶ月、新たな投資顧問契約に係る勧誘・契約締結を停止する。
②業務改善命令
業務停止期間内に発生原因の分析及び、責任の所在を明確にし、改善策を策定し実施する。
…ひどすぎる悪事を働いていたにも拘わらず、たった1ヶ月の業務停止処分だけでいいのか?そんな疑問の声が当サイトユーザーの方から聞こえてきましたが、本当に改心できたのか。
行政処分が済んでからの経過を見守っていますが、改心しているとは思えない点が多々挙がっています…。新たにカモになる投資家が出現する可能性もあるので、今一度注意喚起を促していきたいと思います。
「株式会社AMオンライン」のホームページTOPでは、「これからの人生を安心なものに」「お客様の夢と希望を叶える会社」などと、まともな会社に見えるようなキャッチコピーが掲げられています。
このサイトのドメイン取得日は「2011年6月20日」で行政処分を受ける前に開設されたものなので、綺麗事を言って個人投資家の信頼を得て、嘘の情報を購入させていたことがよく分かりますね。最低です。
ちみに新着情報が掲載されているトピックスという欄は、「2015年7月10日」から更新がストップしており、長らく放置されている様子が伺えます。公式サイトを放置するなんて、一般の会社では少し考えられません…。
おそらく、こういった適当な運営の積み重ねが行政処分という大事に繋がったんだと個人的には感じます。利用する投資顧問会社は慎重に選定しなくてはいけないと改めて認識させられた次第です…。
「株式会社AMオンライン」及び「トレーダーズブレインマーケット」が行政処分を受けて改心していないと感じる、当サイト読者様の口コミ・評判をいくつかご紹介したいと思います。是非ともご参考にしてください。
口コミ①「行政処分受けても反省の色がないね。メールも会員サイトも株式投資の本質から外れるような、誇大広告のオンパレードで見ていて不愉快なレベル。情報源も分析力もないことは行政処分で証明されたんだから、目標株価2倍とか煽るような広告は辞めて欲しい。」
口コミ②「行政処分を受けている会社が、なぜ今ものうのうと経営しているのでしょうか?登録するまえに悪評を見かけたので色々調べてみたところ案の定でした。調べてみてよかった。もう少しで悪徳サイトにひっかっかるところでした」
口コミ③「退会しましたが、購入した銘柄100株だけ保有中。半年以上経ちますが全くだめです。 他は損切。毎朝送って来るメール記載の推奨銘柄は、届くのが9時前なので誰でも予想出来るのではないかと思います。」
口コミ④「買い物するとき口コミの評判を重視するので、トレーダーズブレインマーケットのようにサクラを使った口コミの捏造を行う会社は許せないですね。協力した悪徳サイトの名前もはっきりしているようですから、こういう有益な情報が広まってほしいです。」
口コミ⑤「年度末に持ち株がどんどん下がって慌てて仕込んだ銘柄も下がって行く一方でトレーダーズブレインマーケットをまだ信じて必死なメールにまた賭けてスポット購入してドツボにはまってしまった。地合いが悪いせいにしてたけどその為の投資顧問でしょう?一時はもしかしたら存続が危ういくらいだったのかと思って信用したけどあれも騙しのテクニックだったとしか思えない。」
※詳細は“トレーダーズブレインマーケットの検証記事”をご確認ください。
上記でご紹介した「トレーダーズブレインマーケット」に対する口コミ・評判を見る限り、会員が良質なサポートのもとに投資を行えていたとは到底思えないのが正直なところです。素人丸出しと言っても過言ではありません。
やはり、たった1ヶ月の業務停止処分ではサポート体制が上質になるわけもありませんし、所詮実力は3流投資顧問以下ということでしょう…。
「株式会社AMオンライン」の代表取締役を務めているのは「久永義一」という人物です。ネット上で「久永義一」に関する情報を調べてもみてもほぼ情報が該当しませんが、悪徳運営の首謀者であることが明らかです。
なお、行政処分を受けてクレーマーが殺到したのか、所在地は「東京都千代田区麹町4-3-4 宮ビル9F」から「東京都千代田区三崎町三丁目10番18号 マルキビルディング4F」に移転しています。
「株式会社AMオンライン」及び「トレーダーズブレインマーケット」に潜む危険性はご理解いただけましたでしょうか?
行政処分を受けて金融庁認定の悪徳投資顧問となりましたが、行政処分を受けた事実は時が経てば何もなかったことのようになってしまいます。やはりたった1ヶ月の業務停止処分では根幹は何も変わらないはず。
今後、新たな犠牲者が出る可能があるので、当サイトでは引き続き注意喚起を促していきます。ご意見ご感想がある方は、お気軽に口コミ・評判をお寄せいただけると幸いです。
v
『株式会社AMオンライン』の口コミ
口コミ一覧