株や投資信託の絶好の買い時⁉下落相場で資産を増やすポイントを解説

株や投資信託の絶好の買い時⁉下落相場で資産を増やすポイントを解説

米国とイスラエルによるイラン攻撃によって、株式相場は先行きの見えにくい状況が続いています。

イラン攻撃が始まった2026年2月28日からのおよそ1ヵ月で日経平均株価が10%下落するなど、投資を続けることに不安を感じている個人投資家も少なくないでしょう。

ですが、下落相場でも投資で収益を上げて資産を増やす方法はあります。

下落相場でも投資をすることによって資産を増やす方法とそのポイントをお伝えします。

下落相場は投資のチャンスなのか?

株式相場が大きく下げる理由としては、

  • 景気の減速や後退の懸念
  • 政権交代などによる政策の転換
  • 金融政策や政策金利の変更
  • 為替相場の急激な変動
  • 戦争やテロといったカントリーリスクの高まり
  • 自然災害
  • 市場や投資家心理の悪化

などの要因が考えられます。

相場全体が大きく下げた場合には、保有している株式や投資信託なども大きな影響を受け、投資したタイミングによっては含み損を抱える場合もあります。

だからといって、それら保有している株式や投資信託を慌てて売る必要はないかもしれません。

過去を振り返ると、これまでにも何度か株式相場が大きく下げた局面がありましたが、ずっと下がり続けたわけではありません(図表1、図表2)。

どこかのタイミングで反転し、株価は上昇に向かっています。

下落相場はこの先も成長が期待できそうな国・地域に投資したり、優良な銘柄を仕込むチャンスともいえます。

株式相場の下落局面でも、大きく損をしない、あるいは損失の幅を広げないポイントを押さえれば、投資をして収益を上げることが可能です。

下落相場で資産を増やす、投資で収益を上げるためのポイントとは?

下落相場でも投資で収益を上げ、資産を増やす方法や対策がいくつかあります。

その方法や対策は、どのような資産に投資するのかや、投資スタンスなどによって異なります。

つまり、

  • どんな資産に投資したいのか?
  • どんな目的や資産、期間で投資するのか?
  • 自分自身がどんな性格なのか?

を改めて考え、それに適した方法や対策を選ぶことが大切です。

先人たちが相場で得た教訓をもとに、投資の心得や戒めを短い言葉にまとめた「相場の格言」には、

  • 「落ちてくるナイフはつかむな」

という言葉があります。

これは、下落している相場で銘柄を買うことは、落ちてくるナイフを素手でつかむことと同じくらい危険なことだ!という教訓です。

その一方で、

  • 「人の行く裏に道あり花の山」

という相場の格言もあります。

こちらは他の人がやらないことをやってこそ、大きな成果が生まれるという教えです。

多くの人が不安や恐怖を抱く相場の下落時に、勇気を出して買える投資家こそ、後々大きな利益を得ることができるという言葉です。

「人の行く裏に道あり花の山」と同様の意味の投資の格言に、

  • 「悲観を買って楽観を売れ」
  • 「弱気一色は買い信号」

というものもあります。

ここまでを読んで、「どっちなんだい!」と思った方もいるでしょう。

どちらも正解です。

自分自身の指針が、どんなスタンスで、どんな資産に投資したいのかで、選ぶ方法と対策が変わってくるからです。

それをきちんと理解しておくことが大切になります。

言うまでもありませんが、生活費やいざというときの資金をしっかり確保したうえで、余裕資金で投資をすることも重要です。

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下落相場での株の投資方法

下落相場で株式(個別株)に投資して収益を上げる方法としては、

  1. 信用取引を活用した空売り
  2. 長期で保有したい優良銘柄をナンピン買い

といった方法が考えられます。

1.は、投資に慣れた人が挑戦する方法です。

投資を始めて間もない人にはおすすめしません。

2.は、「もっとたくさん保有したい」と思える優良銘柄がある場合にチャレンジしたい方法です。

下落相場は、「株価が〇〇円まで下がったら買いたい」と思っていた高配当銘柄や、魅力的な株主優待を提供する銘柄などを買うチャンスともいえます。

1.信用取引を活用した空売り

信用取引とは、株やお金を担保として証券会社に預けて、証券会社からお金を借りて株を買う、あるいは株を借りてその株を売る取引です。

このうち、証券会社からお金を借りて株を買う取引を「信用買い」といいます。

これに対して、証券会社から株を借りてその株を売る取引のことは「信用売り(空売り)」と呼びます。

信用取引では、担保として預けた株式やお金の約3倍の金額のお金や株を借りて取引をすることができます。

少ない資金で大きな金額の取引ができるので、資金効率のいい取引が可能になる一方で、自己資金以上の損失が出る可能性もあります。

信用売り(空売り)を成功につなげるポイント

証券会社から株を借りて、その株を売る「信用売り(空売り)」では、株を持っていなくても売ることができます。

例えば、信用売り(空売り)でA社の株を借りて500円で空売りし、株価が300円まで下がったときに買い戻せば、安い時(300円)に買って株価が上がったとき(500円)に売る取引をしたようなものとなります(図表3)。

この場合には、300円と500円の差額が利益になります。

ただし、お金や株を借りて取引をする信用取引では、お金や株を借りている間は金利や貸株料などのコストがかかり続けます。

また、証券会社に担保として預けた株式やお金の約3倍の金額のお金や株を借りて取引をできるため、相場が予想とは逆の動きをした場合には、自己資金以上の損失を被るリスクがあることも理解しておく必要があります。

2.長期で保有したい優良銘柄をナンピン買い

ナンピン買いとは、株価が下がったときに追加投資をして、保有する銘柄の平均取得単価を下げる投資手法です。

平均取得単価を下げることによって損失を抑えることが期待できるほか、株価が上昇する際にリターンを狙える可能性もあります(図表4)。

ですが、ナンピン買いを行ったあとに、長期的に株価の下落が続いた場合には、保有株数が増えたことで大きな損失を抱えることになりかねません。

業績不振で株価の上昇が期待できない銘柄や、相場全体が大きく下がり続ける局面で、「ナンピン買い」を続けることはリスクを伴います。

ナンピン買いを成功につなげるポイント

ナンピン買いを行うのは、相場下落の原因が明確かつ一時的なものであると考えられる場合に限ります。

ナンピン買いする銘柄も、今後の企業業績の成長と株価の上昇が期待できる優良銘柄を選び、「一時的な株価の下落は、株を買い増すチャンス」と考えられる場合にのみ行うべきでしょう。

そのためにも株を購入する前には、その銘柄の業績をしっかりとチェックすることが不可欠です。

下落相場での投資信託の投資方法

下落相場で投資信託に投資して収益を上げる方法としては、

  1. 積立投資
  2. ベアファンド

を活用する方法が考えられます。

このうち、1.は誰もが活用できる方法、2.は投資に慣れた人が活用する方法です。

それぞれの方法について解説していきましょう。

1.積立投資:投資信託を定期的に購入し続ける

積立投資とは、定期的に一定の金額(もしくは一定の数量)の金融商品を購入し続ける投資方法です。

買い付ける金融商品はもちろん、買い付ける金額(もしくは数量)や期間などは自分で選ぶことができ、いったん設定すると自動的に口座からお金を引き落として積立ができるので、手間もかかりません。

投資信託の積立投資は、SBI証券や楽天証券などの主要なネット証券であれば、1回100円など少額から始めることができます。

無理のない金額からスタートできるので、投資の初心者にも適した方法といえるでしょう。

積立投資を成功につなげるポイント

投資信託などの金融商品に投資する際には、一括で購入する「スポット購入」よりも、複数回に分けて購入する「積立投資」のほうがリスクを低減できるといわれます。

積立投資でリスクを低減できるのは、「ドルコスト平均法」と呼ばれる定額購入を行っているからです。

ドルコスト平均法とは、価格が変動する金融商品を、毎週や毎月など定期的に、一定の金額ずつ買い付ける方法です。

定期的に一定の金額ずつ買い続けることで、価格が安いときには量を多く、価格が高いときには量を少なく購入することになり、購入単価を平準化できます(図表5)。

ただし、ドルコスト平均法によって、必ず収益を得られるとは限りません。

積立投資で定期的に購入する金融商品の価格が下がり続けている場合などは、損失を被る可能性があるからです。

積立投資を始める際には、その投資信託が投資する国や地域、投資する金融商品などが、将来成長(値上がり)する可能性があるかどうかをしっかりとチェックすることが重要になるでしょう。

2.ベアファンド:対象とする指数が下落すると価格が上昇するファンド

ベアファンドとは、株式指数など一定の指数に連動して、あらかじめ決められたマイナスの倍率の値動きを目指すファンド(投資信託)です。

ベアファンドの場合、対象とする指数が下落すると基準価額が上昇する一方で、指数が上昇すると基準価額が下落します。

つまりベアファンドは、指数が下落した場合に基準価額が上昇するので、相場の下落局面でも収益を狙うことができます。

ベアファンドで成功につなげるポイント

ベアファンドは、日々の基準価額の値動きが対象となる指数の値動きの目標倍率となることを目指して運用されるものです。

そのため、ベアファンドは倍率どおりの運用成果になるわけではないことに注意が必要です。

相場の下落が続く局面であっても、長く持つことは考えず、買ったらなるべくその日のうちに売却することを考えて投資するのがよさそうです。

また、ベアファンドは相場の下落局面では収益を狙えますが、相場が想定とは反対の方向、つまり上昇した場合には損失を被ることになります。

「相場が下落する場面に短期投資で利益を得ることが期待できる金融商品」と割り切って活用するのがよいでしょう。

下落相場でのETF(上場投資信託)の投資方法

下落相場でETF(上場投資信託)に投資して収益を上げる方法としては、

  1. 高配当ETFのナンピン買い
  2. インバース型ETF(ベア型ETF)

などの方法が考えられます。

このうち①は誰もが活用できる方法、②は投資に慣れた人が活用する方法です。

1.高配当ETFのナンピン買い

高配当ETFとは、配当利回りの高い株式に分散投資することによって配当収入を狙うETF(上場投資信託)のことで、一般的に3%程度の配当利回りが期待できるとされています。

ETFは投資信託の一種ですが、株式同様、証券取引所で売買され、取引時間中であればいつでも売買できます。

ETFは株式同様、値段を指定して売買する「指値注文」や、いますぐ売買したい場合などに値段を指定せず、取引数量(株数)だけを指定して売買する「成行注文」が可能です。

高配当ETFは、年2回あるいは年4回など定期的に「分配金」というかたちでリターンを得られます。

高配当ETF1本で複数の高配当銘柄に分散投資できるので、リスクが抑えられるというメリットもあります。

ただし、高配当銘柄には成熟企業が多い傾向があるため、今後の高成長が期待される銘柄のような大きな株価上昇は見込めない可能性もあります。

ETFの構成銘柄の業績が悪化した場合や景気が落ち込んだ場合には、減配や無配のリスクがあり、分配金が減る可能性も否めません。

高配当ETFのナンピン買いを成功につなげるポイント

魅力的な水準の分配金を定期的に受け取れる高配当ETFは、相場全体が下落する影響で株価が下がったタイミングが、ナンピン買いするチャンスともいえます。

とはいえ、ナンピン買いを行うのは、相場下落の原因が明確かつ一時的なものであると考えられる場合に限ります。

ナンピン買いするETFも、今後も魅力的な水準の分配金を受け取ることが期待できるETFを選び、「一時的な株価の下落は、そのETFを買い増すチャンス」と考えられる場合にのみ行うべきでしょう。

2.インバース型ETF(ベア型ETF)を活用

インバース型ETFとは、日経平均株価やS&P500などの指標が下がると上昇し、上がると下落する「逆の動き」をするETFです。

対象とする株価指標などとは、逆の動きをするように設計された商品といえます。

例えば、TOPIXベア2倍上場投信の場合には、TOPIXの値動きに対して、マイナス2倍の値動きをするように設計されています。

インバース型ETFで成功につなげるポイント

インバース型ETFは、日々の基準価額の値動きが対象となる指数の値動きの目標倍率となることを目指して運用されるものです。

そのため、インバース型ETFが倍率どおりの運用成果になるわけではないことに注意が必要です。

相場の下落が続く局面であっても、長く持つことは考えず、買ったらなるべく早めに売却することを考えて投資するのがよさそうです。

また、インバース型ETFは相場の下落局面では収益を狙えますが、相場が想定とは反対の方向、つまり上昇した場合には損失を被ることになります。

「相場が下落する局面で、短期投資で利益を得ることが期待できる金融商品」と割り切って活用するのがよいでしょう。

【まとめ】自分自身に適した投資方法を実践しよう

下落相場でも、ただ指をくわえて相場の成り行きを見守る必要はありません。

投資する金融商品や投資方法によっては、下落相場でも収益を上げて資産を増やすことが可能だからです。

だからといって、投資スタンスや投資する期間、さらには自分自身の性格に適さない金融商品や投資方法を選ぶことは避けるべきです。

例えば、株に投資しているものの、相場の下落が心配で夜も眠れないという人は、いったん保有する株を売って利益もしくは損失を確定するという選択をしてもよいかもしれません。

「長期・分散・積立投資」を前提に、投資信託の積立投資をしているのならば、淡々と続ける勇気が必要かもしれません。

投資に慣れた人が、リスクを覚悟したうえで、短期投資で収益を狙いたいのであれば、ブルファンドやインバース型ETFを活用して、利益を上げることを考えるのも1つの方法です。

いずれにしても、自分自身にとって無理のない金額と方法で投資を行うことが大切です。

資産にとっても、自分自身の心身にとっても負担の大きい投資方法を試して、資産も心身もすり減らしたりしては、元も子もないからです。

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株サイト比較ナビ 編集者

株サイト比較ナビ

2016年に本サイトを設立。専門性・独自性を軸に多種多様な金融商品・サービスを調査&比較し、初心者から中上級者までの投資家の方々へお役立ち情報を提供しています。

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