「はっしゃん式理論株価ってよく聞くけど、実際どうなんだろう?」
投資情報を調べていると、一度は気になるテーマかもしれません。
理論株価は「あてにならない」「使えない」と言われることもあれば、強く支持する人もいるなど、評価がかなり分かれる指標でもあります。
この記事では、はっしゃん式理論株価の仕組みや使い方、そして実際の評判までを整理しました。
当記事の要点をまとめると下記のとおりです。
- はっしゃん式理論株価は企業の「本来の価値」を測るための目安
- 理論株価は短期の値動きには向かず「当たらない」と感じる人もいる
- 中長期の成長株投資では理論株価の強みを発揮しやすい
この記事を最後まで読むことで、理論株価を正しく投資判断に組み込み、失敗を減らすための考え方が身につきます。
理論株価の設計者・個人投資家「はっしゃん」とは何者か?

そもそも、理論株価を作った「はっしゃん」氏とはどんな人物なのでしょうか?
単なる理論家ではなく、約30年の荒波を生き抜いてきたベテラン投資家の横顔を紹介します。
元ITエンジニアから資産3億円超の「億り人」へ
はっしゃん氏は、もともと大手企業のITエンジニアとして働いていたサラリーマン投資家です。
投資のきっかけは持株会という平凡なスタートでしたが、エンジニア特有の論理的思考とプログラミングスキルを武器に、独自の計算モデルを磨き上げました。
リーマンショックで資産を大きく減らす苦い経験もしていますが、それを乗り越え30代で1億円、2019年には3億円を突破しています。
現在は会社を卒業し、独立起業を果たしています。
投資家VTuber・起業家としての活動
現在は「投資家VTuber」として、個人投資家が市場で生き残るためのノウハウを惜しみなく発信しています。
Webサイト「株Biz」の監修やSNSでの毎日発信など、その活動は多岐にわたります。
単に自分が儲けるだけでなく、「初心者が自立できる市場を作りたい」という一貫した理念が、多くのファンを惹きつける理由かもしれません。
はっしゃんが唱える「はっしゃん式理論株価」の構造と計算式
複雑に見える株価を、ロジックで分解して「見える化」したのが「はっしゃん式理論株価」の最大の特徴です。
ここでは、はっしゃん式理論株価の具体的な計算式と、その背後にある考え方を解説します。
企業価値を「見える化」するロジカルな物差し
株価は日々、人気投票や需給に振り回されます。
株というものは実力以上に買われたり、不当に売られたりするのが日常茶飯事です。
はっしゃん式理論株価は、こうした市場の「ノイズ」を削ぎ落とし、企業が本来持つべき価値を算出します。
「今の株価は割高なのか?それとも割安でお買い得なのか?」
予言ではなく、あくまで客観的な判断基準として機能するのがこの理論株価の正体です。
理論株価の計算式と2つの価値(資産価値・事業価値)
基本となる計算式は非常にシンプルです。
- 理論株価 =(資産価値+事業価値)-市場リスク

資産価値とは、企業が持つ1株当たり純資産(BPS)ベースの価値です。
いわば「解散したらいくら残るか」という下値の目安です。
事業価値とは、 将来稼ぐ力(EPS(1株当たり純利益)やROA(総資産利益率))を反映したものです。
成長株投資ではこちらが主役になります。
これらを合算し、さらに独自のリスク評価を加味することで、最終的な「適正価格」が導き出されます。
独自の工夫「ROA×財務レバレッジ」などで補正・分解している理由
面白いのは、算出する事業価値に、一般的なROE(自己資本利益率)をそのまま使わず、「ROA(総資産利益率)×財務レバレッジ」などで補正・分解している点です。

借金で無理やり数字を良く見せている「見掛け倒しの企業」を排除し、本業の稼ぐ力を正しく見極めるための、エンジニアらしい緻密な工夫といえます。
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はっしゃんの理論株価はあてにならない?そう言われる4つの理由
ネット上では、
- 「はっしゃんの理論株価はあてにならない」
という声を見かけることがあります。
しかし、その批判には明確な原因があります。
多くの場合、それは「ツールの性質と使い方のミスマッチ」から生じています。
理由1:理論株価は将来の需給や地合いまでは読めない
株価は最終的に市場参加者の人気投票や需給バランスによって決まります。
企業の価値がどれだけ高くても、買い手が少なければ株価は上がりません。
はっしゃん式理論株価は企業の「価値」を算出するツールであり、市場全体の地合いや資金の流れ、短期的な需給を予測する機能はありません。
そのため、理論株価通りに株価がピッタリ動くわけではなく、そのギャップを「外れた」と感じる人も多いのです。
理由2:過去の決算データベースなので相場の急変には弱い
理論株価の計算に使われるデータはすべて「過去の決算結果」をもとにしています。
そのため、突発的な悪材料(自然災害・不祥事・経営者交代など)やビジネスモデルの急激な変化が起きたとき、その影響を理論株価にリアルタイムで反映させることは難しいです。
いわば「バックミラーを見ながら運転する」側面があり、急変する市場環境に対して後手になりやすいという限界があります。
理由3:成長期待が先行する銘柄ではズレが大きくなる
AI関連株やテーマ株など、市場の期待が先行して株価が跳ね上がる銘柄では、実際の業績(過去の決算)ベースで計算した理論株価を遥かに超えた株価がつくことがあります。
現在の利益が少なくても「将来の爆発的な成長」を織り込んでいる銘柄では、理論株価と実際の株価のズレが大きくなりやすい傾向があるのです。
はっしゃん式理論株価はファンダメンタルズ重視のモデルであるため、こうした「夢に株価がつく」局面では実態と乖離しやすいといえます。
理由4:短期売買の判断材料として使うと誤解しやすい
はっしゃん式理論株価は「中長期の成長株投資」を前提とした指標です。
「明日上がる株」を見つけるデイトレードや短期トレードのシグナルとして理論株価を利用しようとすると、当然「株価は当たらない」と感じることになります。
これはツールの誤用であり、理論株価そのものの問題ではありません。
設計者のはっしゃん氏自身も「3年くらい売買しないこともある」と語るほど中長期の視点で使うことを想定しており、短期投資家との相性は根本的に合っていないといえるでしょう。

はっしゃん式理論株価が役立つ場面【3つの正しい活用術】
では、はっしゃん式理論株価はどのように使うのが正解なのでしょうか?
中長期投資において「失敗を減らす」ための活用法を3つご紹介します。
①割安・割高をざっくり見極める物差しになる
「人気だから」と高値づかみするのを防ぐのが最大のメリットです。
理論株価より極端に高ければスルー、安ければ「掘り出し物かも?」と疑う。
このフィルターがあるだけで、大怪我は激減します。
②スクリーニングで候補銘柄を絞るのに便利
東証プライムだけで約1,800社もの上場企業があり、個人投資家が全て調べるのは現実的ではありません。
そこで理論株価が活躍します。
「理論株価が右肩上がりに成長している銘柄=業績が着実に伸びている企業」と捉え、それを条件にスクリーニング(絞り込み)することで、膨大な銘柄群から投資候補を効率よく絞り込めます。
はっしゃん氏が監修する「株Biz」などのツールを活用すれば、上場企業の理論株価を一覧で確認することも可能です。
③決算後に企業価値の変化を追いやすい
決算発表で株価が動いたとき、「実態を伴った上昇か?」を確認します。
株価が上がっても理論株価が動いていなければ、それは単なるお祭り騒ぎです。
逆に、株価が下がっても理論値が上がっていれば、絶好の買い場かもしれません。
はっしゃんの理論株価についての評判・口コミ
実際の個人投資家たちは、はっしゃん氏の発信やツールをどう評価しているのでしょうか?
SNSやネット上で見られるリアルな声を紹介します。
良い口コミ:売買の目安になる
SNSを見ると、割安指標として活用している人の口コミが多数ありました。
ただし注意点として、「確実に当たった」「これで儲かった」という絶対的な口コミはほとんどありません。
あくまで「参考指標」「スクリーニングの補助ツール」として活用されているケースが多いです。
魔法の予言ツールではなく、投資判断の一助として評価されている点が正直なところになります。
悪い口コミ:根拠がなく当たるわけない
否定的な意見としては、
- 「こんなシンプルな式で株価が読めるわけがない」
といった厳しい声も存在します。
- 「計算式が公開されているとは言え、過去データに過ぎない」
という根本的な懐疑論もあります。
こうした意見は一定の合理性もあるため、理論株価を妄信することなく、あくまで複数の分析手法の1つとして取り入れるのが賢明です。
はっしゃんの投資哲学【保有銘柄やポートフォリオは?】
はっしゃん氏がどうやって資産を築いたのか、その戦略も気になるところです。
具体的な銘柄は非公開だが、選定ロジックは完全公開(四季報速読)
はっしゃんは具体的な保有銘柄を明かしていませんが、銘柄の選び方についてはオープンにしています。
基本は「四季報の速読」です。

チャートが右肩上がりで、増収増益が続いている銘柄を地道に探すという、極めてストイックな手法です。
「スロートレード」と「1円損切りルール」による利大損小
はっしゃん氏の売買スタイルの核心は、「スロートレード(長期保有)」と「1円損切りルール」の組み合わせにあります。
理論株価が上昇し続けている限りは、何年でも保有を継続します。

一度厳選した銘柄に腰を据えて付き合うことで、複利的な資産成長を狙う戦略です。
一方で、株価が買い値を1円でも下回ったら即座に売却する「1円損切りルール」を実践しています。

損失を最小限に抑えることで、大きな痛手を負わずに次の投資機会に回せます。
「利益はできるだけ大きく、損失はできるだけ小さく」という利大損小の原則を、感情を排除したルールで徹底している点が特徴的です。
理論株価が当たった過去の成功例
はっしゃん氏は、スポーツ用品大手の「アシックス(7936)」を成功事例として挙げています。
アシックスは、業績が改善されて株価が上昇しました。
理論株価に業績が追いついたパターンです。

はっしゃんのブログ・本・発信メディアまとめ
はっしゃん氏のロジックをもっと深く学びたい方や、実際に理論株価ツールを試してみたい方のために、主なメディアとツールをまとめました。
ブログ「株ブログ はっしゃん式 投資研究室」など
はっしゃん氏は過去に複数のブログで、独自の投資コラムや決算分析レポートを発信していました。
「株ブログ はっしゃん式 投資研究室」もその1つです。

理論株価の考え方から個別銘柄の分析まで、幅広いテーマを網羅しており、初心者からベテランまで参考になるコンテンツがそろっています。
長年にわたって積み重ねられた記事のアーカイブは、成長株投資の教科書としても活用できます。
理論株価Web・計算ツール
はっしゃん氏が監修するWebサービス「株Biz」では、上場企業の理論株価が無料で公開されています。

一覧で各銘柄の理論株価と実際の株価を比較できるため、スクリーニングに非常に便利です。
また、はっしゃん式の計算式をもとに自分で数字を入れて計算できる「理論株価電卓」も公開されており、仕組みを理解しながら使いたい方に適しています。
書籍・YouTube・SNS
著書『株で資産3.6億円を築いたサラリーマン投資家が教える 決算書「3分速読」からの“10倍株”の探し方』は、四季報の活用法や理論株価の考え方をまとめた一冊で、成長株投資の入門書として評判です。

また、YouTubeチャンネル「【株Biz】勉強会TV【4K】」では、毎日の決算解説を動画で配信しており、決算書の読み方を実践的に学べます。

X(旧Twitter)でも日々の市場分析や注目銘柄の情報を発信しており、フォロワーも10万超の人気アカウントです。

【まとめ】はっしゃんの理論株価は万能ツールではない
はっしゃん式理論株価は、明日の株式投資の正解を教えてくれる予言マシンではありません。
ですが、感情に流されがちな投資判断に「客観的な軸」を通してくれるパートナーになってくれます。
理論株価と実際の株価はズレることは当然あります。
だからこそ、これ1つに頼り切るのではなく、他の分析と組み合わせて「自分の判断」の補強に使うのが正解といえそうです。
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