「株価が急騰する初動を捉えられたら…」
多くの投資家が抱くこの願いを叶える一手として、今注目を集めるのが『株価アルゴリズム』。
「上昇確率70%」といった具体的なシグナルを無料で提示していることから、多くの投資家が関心を寄せています。
その一方、「本当に当たるのか?」「何か裏があるのでは?」と、実力を測りかねているのではないでしょうか。
この記事では、そんなあなたの疑念に終止符を打つべく、株価アルゴリズムの評判や信憑性を徹底的に検証します。
- 提供されるシグナルや銘柄情報は本当に実用的なのか?
- 情報の裏付けや透明性は確保されているのか?
- 本当に投資判断に活用できるサイトなのか?
最後まで読めば、株価アルゴリズムを使いこなす未来が見えてくるはずです。
株価アルゴリズムは当たると評判!?口コミを調査してみた!
株価アルゴリズムは口コミがほとんどありませんでした。
そのため、利用者の評判では評価がしにくいです。
その点を考慮しながら、どんな口コミがあるか確認していきましょう。
無料で使い勝手が良いという意見はある
株価アルゴリズムは無料で誰でも利用できるため、その使い勝手のよさが評価されている印象です。
「無料で様々な情報が見られる」「テクニカルから銘柄を探しやすい」という声がありました。
そのため、日々更新されるシグナル表示や、特集ページなどの「とっつきやすさ」は一定の評価を得ているのだと思います。
当たるという意見は見たらない
「株価アルゴリズムの情報が当たった」「このサイトのおかげで利益が出た」、こうした投資成果に関する声が見つからなかったです。
批判的な口コミだと、「テクニカル分析だけで勝てるわけはない」という意見があります。


確かに、株式投資は企業業績が重要なため、テクニカル分析だけで勝てるとは思えないですね。
とはいえ、テクニカル分析も使い方次第で役立つ場面もあります。
口コミ自体も少なく、それだけでは判断できないため、実際の中身を見て役立つサイトなのか判断する必要があります。
株価アルゴリズムの中身をのぞいてみた【主力機能編】
では、具体的にどのような情報が提供されているのでしょうか。
株価アルゴリズムの主力機能を検証し、その信頼性や実用性について考察します。
3つの銘柄情報は信用できるのか?
株価アルゴリズムでは、おもに下記の3つのカテゴリーで銘柄情報が提供されています。
- 株式シグナル最新速報
- 人気・注目銘柄
- テーマ別・関連銘柄
株式シグナル最新速報

「上伸途上の連続タスキ」や「小幅上放れ黒線」などの名称がつけられたシグナルには、上昇確率まで明示されており、視覚的なインパクトは強いです。
たとえば、「上伸途上の連続タスキ」は「69.2が上昇した実績がある」と記載。
条件を満たした銘柄も記載されているため、初動を捉えるための指標として使えるように見えます。

しかし、実際のバックテスト結果やロジックの根拠は公開されておらず、「本当に当たるのか?」という検証は不可能です。
人気・注目銘柄

現在、人気・注目されている銘柄が一覧で確認できます。
ただし、選定の根拠はシグナル数の多さです。
選定基準に企業業績がないため、単体では信頼性は高くないでしょう。
とはいえ、銘柄ごとの値上がり確率やどのようなシグナルが出現しているのかを、確認できるのはよいかと思いました。

テーマ別・関連銘柄
現在、値上がり率が大きいテーマはどれかひと目でわかるようになっています。

話題性のある銘柄をまとめて見られる点は便利ですが、あくまで補足的な位置づけです。
すでに割高になっている可能性もあるため、これから投資するという点では「材料の参考」レベルにとどまります。
4つの特集ページは実用的?
「株価アルゴリズム」には、特定の投資戦略に特化した下記のページがあります。
- 初動の瞬間を見逃さない
- 株価急落の初動
- 暴落銘柄の逆張り狙い
- 大幅に値上がりした銘柄
これらの有効性を確認してみましょう。
初動の瞬間を見逃さない
こちらのページでは、株価が動き出した銘柄を掲載しています。

「株価が上昇し始めた初日は買い」という考えで、急騰銘柄に注目しているようです。
確かに急騰後、それが継続して大きな動きになるケースはあります。
しかし、継続するかはチャートだけでは判断できないため、あくまで参考情報でしょう。
株価急落の初動
こちらのページでは株価が急落した銘柄を掲載しています。

株価が急落したあとの大幅反発を狙うための銘柄リストとのことです。
リバウンド狙いに使えそうな情報ですが、株価が急落したときは大抵何か理由があります。
下落が一時的なものなのか見極めてからでないと、買ったあとさらに下落し、痛い目に合うので使い方次第でしょう。
暴落銘柄の逆張り狙い
こちらのページでは最近、短期的に株価が下落した銘柄を掲載しています。

逆張り型投資の銘柄リストと考えられますが、詳細な分析やリスク解説がないため、初心者には使いづらいでしょう。
こちらも自分で考えて判断できる方向けですね。
大幅に値上がりした銘柄
こちらのページでは、直近30日間で急激に値上がりした銘柄を掲載しています。

株価アルゴリズムによると、これらの銘柄は2度目の大相場になる可能性があるとのこと。
しかし、根拠が不明ですし、あったとしてもあくまで “ 過去の傾向 ” です。
未来の結果を約束するものではないため、この情報だけで投資するのは危険ですね。
株価アルゴリズムのその他のコンテンツも確認
株価アルゴリズムには、ここまで紹介したもの以外にも多数のコンテンツがあります。
それらが投資判断にどの程度活用できるのか確認していきましょう。
投資判断に使える6つのコンテンツを提供
スクリーニング、ローソク足分析、トレードニュースなど、幅広いコンテンツが用意されています。
コンテンツ名 | 特徴 |
---|---|
銘柄スクリーニング | 指定条件で銘柄を抽出できるページ |
シグナル一覧 | 買いシグナルなどが一覧で確認できるページ |
関連銘柄一覧 | 特定のテーマや業種に関連する銘柄をリストアップ |
株式専門チャンネル | 株式投資に関する動画コンテンツが提供 |
トレード最前線 | 市場ニュースや動向に関する記事を更新 |
ローソク足一覧 | 特定のローソク足パターンを掲載 |
銘柄一覧 | 上場銘柄を一覧で確認できる基本的な機能 |
例えば、「銘柄スクリーニング」なら、かなり細かく条件を指定して銘柄を探せます。

また、「シグナル一覧」からは直接シグナルから銘柄を探すこともできます。

シンプルにチャートパターンから探したい方はこちらのほうがおすすめです。
全体的にテクニカル分析に関するコンテンツが多いです。
そのため、シグナルやローソク足など、テクニカル分析中心で銘柄を探したい方には良いのでないでしょうか。
会員向けコンテンツ
株価アルゴリズムには会員向けコンテンツがあります。
無料会員登録するとすべてのコンテンツが開放され、下記が利用できます。
- お気に入り
- ポートフォリオ
- マイシグナル
- アルゴEメールサービス
ただし、会員登録するのはやや不安です。
というのも、運営者情報がどこにも記載されていません。
「利用規約」・「お問い合わせ」・「広告募集」へのリンクはありますが、会社概要や特定商取引などがなく、どこの誰が運営しているか不明です。
サイトの信頼性には懸念が残るため、会員登録するならフリーメールを利用したほうが良いですね。
公式ブログ等の関連コンテンツ
株価アルゴリズムには、下記のような関連コンテンツもあります。
情報発信のチャネルを複数持つことで、より多くの投資家にリーチしようという意図でしょうか。
例えば、公式ブログだと、「ピックアップ銘柄が急騰した理由を徹底検証!」という形の記事を投稿しています。

ですが、理由はソースをリンクしただけ…。
これでは徹底調査とは言えません。他の記事も似たような感じでした。
その他のコンテンツも「株価アルゴリズムの下位互換?」と言えるような内容です。
そのため、株価アルゴリズムを利用するなら、あえて使うほどの価値を感じません。
株価アルゴリズムのメリット&デメリット
メリットは2つ
株価アルゴリズムのメリットは次の2つです。
- 完全無料で利用できる
- 多種多様な株式シグナルや市場データなどを提供
利用に関しては完全無料です。一切費用は必要ないため気軽に使えます。
多様な投資情報の提供があるのも魅力。
株式シグナルや注目銘柄のリスト、スクリーニングツールなど、とくにテクニカル面の情報に強いです。
デメリットは2つ
株価アルゴリズムのデメリットは次の2つです。
- 運営者情報が著しく欠如している
- 検証可能な独立した評判や口コミ情報が少ない
運営主体(会社名、所在地、代表者名など)に関する明確な情報が一切見当たりません。
このため、会員登録するのに不安があります。
検証可能な独立した評判や口コミ情報が少ないのも問題。
サイトを確認すると、2007年から運営されているようですが口コミの少なさはちょっと気になります。
客観的な判断がしにくいため、利用者はサイト自身の主張にのみ依存せざるを得ない状況です。
【結論】株価アルゴリズムは当たるかより “ どう使うか ” が重要
株価アルゴリズムを検証した結果、以下のような結果になりました。
- 「当たる」という明確な証拠や第三者検証は存在しない
- サイト運営者情報は不透明で、規約や問い合わせも機能していない
- コンテンツ自体は無料で豊富だが、シグナルの裏付けは不明
- 初動銘柄を探す材料としては、過度な期待を避けつつ補助的に使うべき
結局のところ、シグナルの精度に頼るのではなく、「どう活用するか」が問われます。
テクニカル分析に特化していますので、ひとつの「材料を拾う場所」として利用するのであれば、役に立つ場面もあるでしょう。
例えば、テクニカル的にシグナルが出現している銘柄を見つけて、そこからさらに業績などの分析を掘り下げていくなど。
このような “ きっかけ ” として使うなら、限定的に使える場面もあるかと思います。
とくに、テクニカル的に優位性のある銘柄を見つけたい方には、利用価値を感じやすいのではないでしょうか。
まずはサイトを除いてみて、いろいろ触ってみるのがおすすめです。
すべての機能は無料で利用できます。
『株価アルゴリズム』の口コミ
口コミ一覧
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