- 「フロンティア(Frontier)」閉鎖のお知らせ。
- 「フロンティア(Frontier)」の口コミ情報 を検証してみた。
- 「フロンティア(Frontier)」に実際に登録してみた。
良く作りこまれ、正規っぽさがが伺える非会員ページより無料会員登録を済ますと、仮登録メールが届き、メールに添付されているURLを踏むと晴れて本登録完了となります。→登録後サイト画像
本登録完了後に届くメールでは「ご登録特典」として、下記3つを謹呈して頂けました。
↓登録特典は以下の3つです↓
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◆ご登録特典1◆登録費の完全免除
◆ご登録特典2◆専属コンサルタントが就任
◆ご登録特典3◆1万円分投資サポート
———————————-特典1、2は良くある表面上の特典として気にも留めませんが、特典3に関しては通常考えられない程の出血大サービスだけに、激しく胡散臭さを感じてしまったのは私だけでしょうか??
チェックシート方式の簡易的なアンケートに答えるだけで、1万円分(1ポイント=100円)ものポイントが付与されるようで、ポイントの安売りにも程があると感じてしまいます。
現在だけの特典であれば、既存の会員は登録料払ってるのに1万円分のサービスを受けていないことになり、会員格差が激しすぎませんか?
新規会員の警戒心を少しでも取り払う為の特典に過ぎませんので、利用を検討中の方は十分にご注意ください。
続いて「フロンティアについて」と言うページでは「2020年の東京オリンピックまでが稼ぎ時である」や、「アベノミクスの波に乗らなければならない」などと時事ネタを引っ張り出し、いかにもそれっぽいことを長々と書き連ねています。
極め付けには「年間獲得総額350億円を支えるフロンティアの投資情報」と題し、会員に対し「全く新しい投資環境」を提供することで年間350億円もの利益を還元しているなどと実態の無い夢話を語っていますが…
「フロンティア」のドメイン取得日は「2015年4月8日」で、サイト運営を始めてから、まだ1年にも満たないサイトだけに真っ赤な嘘であることは明白です。
まあ、どちらにせよこんな夢話を信じるユーザーの方が珍しいかと思います。もしかしたら会員に与えた「年間損失総額350億円」の可能性も…??
- 「フロンティア(Frontier)」の無料コンテンツを検証してみた。
無料コンテンツは割と質素な様子で、現状で確認できたコンテンツは以下の3つとなります。
■マーケットボイス
国内の市場動向だけに留まることなく、海外の市場動向も交えて寄り前、前引け後、大引け後と1日3回更新される市況レポートです。ネット上に溢れている情報とは言えど、市況レポートは専属アナリストの腕の見せ所でもあります。私にとっては優良サイトであるか、悪徳サイトであるかを判断するに格好のコンテンツですが。
レポートを検証した結果ですが、一部他サイトの記事を引用しているのではないかと言う疑惑が浮上しました。
ご覧頂くと「NY市場概況部分」が「トレーダーズウェブ」とほぼ一致していることがお分かり頂けるかと思います。→実際のレポート画像、「トレーダーズウェブ」の記事画像
「フロンティア」の市況レポートは他に類を見ない程に内容が薄く、検証の余地があまりありませんでしたが悪徳サイトの大きな特徴の一つ「他サイトの記事無断転載」の悪事を働いていると見て問題ないでしょう。
■注目:ピックアップ銘柄
市場で話題になった個別材料銘柄をいくつか抽出して紹介するコンテンツです。配信される情報はネット上で誰でも確認できる情報なだけに「注目」などと大袈裟に題する程の情報ではありません。
■無料銘柄相談
保有中または保有検討中の銘柄に対する相談に、専属のアナリストがアドバイスをしてくれるコンテンツです。市況レポートが他サイトの記事を無断で転載している事実が判明した以上、まともな返答があるとは思えません。
- 「フロンティア(Frontier)」の有料コンテンツを検証してみた。
被害者輩出の温床となる有料コンテンツにて推奨する銘柄に関して「弊社の投資情報が確かな実績を残し続ける理由」と言うページでは「業界随一」と言う、当ても無い実績を残し続ける理由を綴っています。
その最大の理由として挙がるのが「国内最多級の最高顧客権利取得数」です。
国内外でもトップクラスの実績を誇る投資情報機関や情報筋との間に「78ルート」もの権利を取得しており、膨大な費用を掛けて情報収集をしていると、恩着せがましくアピールしています。
こんな夢物語を誰が信じるかと思いますが「やり過ぎくらいが丁度いい」とでも思っているのでしょうか?(笑)呆れた運営体制です。
「フロンティア」では現状で有料コンテンツらしきものは確認できませんでしたが、以下4つの投資クラスに区分され資金拡大を目指していくシステムを取っているそうです。
■ベーシッククラス
新規会員がまず始めに資産増大のキッカケとする「基礎」となる投資クラスです。現在1億円の利益を得た会員もここからスタートしているとありますが、ドメイン取得日「2015年4月8日」を見ても、あり得ない嘘を付いていると判断できます。また「ベーシッククラス」のチーフコンサルタントとして「前原 樹」氏なる人物が本人画像と併せて紹介されていますが“現時点”では画像転載事実は判明しませんでした。
■ジェントリークラス
「ベーシッククラス」にて投資金を確保した会員に紹介するクラスです。“資産増大の成長段階では「更なるスピード」と「株価上昇率」が命”と記載し、短期で大幅な利益を獲得できとのことです。チーフコンサルタントとして紹介される「朝井 公武」氏の本人画像ですが、皆さまお待ちかね「他サイトの画像無断転載」であることが判明しています。
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朝井氏は「日本の肖像画」というタイトルで販売されています↓
■エクセレントクラス
ジェントリークラスで得た資産を減らさぬよう「安全」と「正確さ」を重視した銘柄を推奨することで、堅実に大幅な資産増大を目指す投資クラスです。ちなみにチーフコンサルタントとして紹介されている「川崎 大吾」氏の本人画像ですが、こちらも見事に「他サイトの画像無断転載」であることが判明しています。
↓最安値9,000円~最高35,000円で売っています↓■ゲストスタークラス
紹介ページのバナーをクリックすると「ゲストスタークラスへご参加可能となりましたら、弊社からご招待のメールをお送り致しますのでお待ち下さいませ。」と表示されます。どうやら最下級の会員には紹介しない情報のようですが、敢えて非公開にすることによって、情報の希少価値を高める工作としか映りません。
- 「フロンティア(Frontier)」のサポート体制を検証してみた。
上記項目にて「チーフコンサルタント」として紹介される3名中2名に使用されている画像が画像サイトからの無断転載だと判明した以上、サポートへの期待は希薄であると断言できます。
また同じく上記項目にて一部ご紹介した「弊社の投資情報が確かな実績を残し続ける理由」と言うページでは「コンサルタントの就任条件」として下記2つの項目を紹介しています。
↓コンサルタントの就任条件↓
◆第1項◆各々の投資経験で純利益300万円獲得を成功している事
◆第2項◆投資情報業界にて3年間以上の実務経験が必須上記就任条件ですが、何処かで見覚えがあり過去検証した株式投資サイトを見返すと「ACCESS(アクセス)」と内容が酷似していることが判明しました。※詳しくは「ACCESS(アクセス)」検証ページ「4.「ACCESS(アクセス)」の有料コンテンツを検証してみた。」を参照してください。
改めて「ACCESS(アクセス)」のサイトを確認してみると「アクセスで安定した利益を重ねて頂ける理由」と言う題名すら酷似するページにて、担当となる条件として以下2つが挙げられていました。
↓「ACCESS(アクセス)」の担当就任条件↓
◆条件1◆5年以上の実務経験
◆条件2◆サブスタッフとして累計3億円以上の利益を補佐した実績内容は若干異なりますが、根本的には相違無い内容に映りすます。
サイトデザインを比較すると確かに類似する点もあり、冒頭で紹介した「アンケート」を記入する入力画面も酷似していたので、関連性の非常に高いサイトである可能性が濃厚です。
- 「フロンティア(Frontier)」のドメイン情報を検証してみた。
ドメイン取得日は「2015年4月8日」と「アベニュー(AVENUE)」からリニューアルして1年に満たない株式投資情報サイトです。
既にご紹介した通り、サイト開設から1年にも満たないサイトが達成した実績とは考えられない実績を基に、実態の無いサイト概要などを掲載する悪質性の高い運営を行っています。
ここで、さらなる捏造証拠を発見しました…
過去の的中実績ページは7ページにも及びます、丹念に最古の実績まで調べていきました。最古の実績は「2015年1月9日」に配信した銘柄となっています。つまり運営をしていない空白の3か月が存在するのです。はい、ねつ造確定です。
続いて特商法に表記される会社所在地「東京都中央区銀座3-4-1大倉別館5階」について検証しましたが、悪徳サイトがよく用いる特徴の一つ「レンタルオフィス」であることが判明しています。→実際のレンタルオフィス画像
銀座という好立地に加え、1階部分には大手ブランド「カルティエ」が店舗を構えるビルの5階部分にあるレンタルオフィスです。
大手ブランド「カルティエ」が店舗を構えるだけに、一見すると惑わされてしまいがちですが、業務実態の無い空のオフィスを表記する悪徳サイトの大きな特徴の1つです。
- 「フロンティア(Frontier)」の検証結果を総括する。
「フロンティア」は極悪徳サイトとして世間に名を知らしめた「アベニュー(AVENUE)」の正統後継サイトであると判明した以上、一度被害にあった利用者なら、誰しもが悪徳サイトの烙印を押すことでしょう。
事実として、他サイトの記事・画像無断転載やドメイン取得日とは異なる実績の掲載、業務実態の無い空のオフィスを表記するなど、これでもかと言う程に次々と湧いて出てくる悪徳サイトの特徴。
これ程までに悪徳サイトの特徴を網羅した株式投資情報サイトも珍しいものです。
また以前の検証結果で問答無用の悪徳サイトと烙印を押した「ACCESS(アクセス)」と酷似する内容が見受けられたことからも、決して安易に関与してはいけないと断言します。
「フロンティア」の運営元は他にも系列のサイトを運営している可能性が高いと見ていますので、有力なタレこみがあれば遠慮なく私の元に寄せていただけますと、非常に助かります。
- 「フロンティア(Frontier)」の料金設定。
■無料コンテンツ
・マーケットボイス
※他サイトの記事無断転載が判明しています。・注目:ピックアップ銘柄
※ネット上で誰でも入手できる情報を配信しています。・無料銘柄相談
■有料コンテンツ
現時点で有料コンテンツの案内はありませんが、同サイトでは形成資産に合わせた以下のステップアップ方式の投資クラスが用意されています。・ベーシッククラス
・ジェントリークラス
・エクセレントクラス
・ゲストスタークラス
※有料コンテンツを案内され次第に追記させていただきます。
(2017年3月22日追記)
投資顧問サイト「フロンティア(Frontier)」の閉鎖を確認しました。
現在、利用することはできませんが、実際にご利用されていた方、未だに連絡が来る方など、どんな些細な情報でも構いません。是非とも「フロンティア(Frontier)」に関する口コミ・タレコミをお寄せください。
※以降の記事は「フロンティア(Frontier)」が閉鎖する前に検証を行った結果です。
株予想・投資助言を生業としている「フロンティア」は「業界最高級の情報品質を実現した株式投資サイト」などと言ういかにも胡散臭いキャッチコピーを謳い文句に集客するサイトです。
業界最高級とは何を指標に決めつけているのでしょうか?悪徳サイトのキャッチフレーズに良く使われがちな謳い文句だけに、常日頃から株式投資情報サイトを検証している私としては疑念を抱いてしまいます。
どうやら「これまで“一流投資家”だけが手にしてきた情報を惜しみなく紹介」してくれるそうで、確かに口コミ系サイトの評価を見ると「優良サイト」と言うユーザーの投稿が多数見受けられ、満足のいく情報を手にしている様子が伺えます。
ただ一方では「営業メールが高頻度で送られてくる」「実態の無い仕手株を推奨してくる」「素人集団が運営している」などと「悪徳サイト」として痛烈に批判する口コミも多数見受けれます。
中でも私が最も気になったのは「既に閉鎖しているアベニュー(AVENUE)と言うサイトとサイトのデザインが似ている。同じ運営元では?」と言う内容の口コミです。
「アベニュー(AVENUE)」と言えば悪徳サイトの代表格として被害者を多数輩出し、ネット上で悪事を追及する口コミが絶えぬ間に、逃げるようにして閉鎖した株式投資情報サイトです。
今は亡き悪徳サイト「アベニュー(AVENUE)」との関連性はいかなるものか、「IPアドレス:27.111.205.148」を基に検証した結果、「IPアドレス」が完全一致。同じサーバを使い回し、サイトのデザインとドメインを変更して運営しているサイトこそ「フロンティア」であると判明しました。
「フロンティア」は極悪徳サイト「アベニュー(AVENUE)」の正統後継サイトであると判明した以上、ネット上の優良口コミはサクラによる捏造である可能性が非常に高いと判断します。
『フロンティア(Frontier) 旧:アベニュー(AVENUE)』の口コミ
口コミ一覧