ネット証券業界を牽引するSBI証券について、実際の評判はどうなのでしょうか?
本記事では、SBI証券の特徴と良い評判・悪い評判を利用者視点で解説します。
最後まで記事を読むと、SBI証券のメリット・デメリット、おすすめの使い方がわかるようになりますよ。
SBI証券とは?基本情報と特徴を徹底解説
SBI証券は1999年にインターネット取引を開始して以降、20年以上にわたり日本のネット証券業界を牽引してきたオンライン専業証券会社です。
SBI証券がどのような会社なのか、基本情報と特徴について整理しましょう。
SBI証券の会社概要:ネット証券のリーディングカンパニー
SBI証券株式会社は、SBIホールディングス傘下のオンライン専業証券会社です。
証券口座数、預かり資産、売買シェアのいずれにおいても国内の証券会社で圧倒的な地位を築き、ネット証券のリーディングカンパニーとして君臨しています。
| 会社名 | SBI証券株式会社 |
| 創業 | 1999年 |
| 本店所在地 | 東京都港区六本木一丁目6番1号 |
| 代表者 | 代表取締役社長 髙村 正人 |
| 金融商品取引業者 | 関東財務局長(金商)第44号 第一種金融商品取引業 第二種金融商品取引業 投資助言・代理業 |
| 親会社 | SBIホールディングス株式会社 |
| グループ企業 | ・SBIネオトレ―ド証券 ・SBI FXトレード ・SBI新生銀行 ・アプラス ・SBI生命保険 ・ウェルスアドバイザー など |
| 証券口座数 | SBIグループ累計1,500万口座(※) (2025年12月時点) |
※SBIネオトレ―ド証券やSBIマネープラザの口座数を含むグループの累計
SBI証券は創業当初、ソフトバンクグループの金融部門としてスタートした経緯があります。
しかしその後、ネット証券として飛躍的に成長を遂げ、2006年にはグループから完全に独立しました。
2026年現在のSBIホールディングスは、銀行や保険会社も有するネット業界の総合金融グループとして圧倒的な存在感を示しています。
また、2023年には新生銀行(現:SBI新生銀行)を買収し、SBI証券との連携も深めています。
グループ累計1,500万口座突破!SBI証券の特徴とは
SBI証券の強みは、圧倒的な低コストで幅広い商品展開を行う総合力にあります。
創業時から一貫して「顧客中心主義」を徹底し、インターネットを活用して低価格で利便性の高い商品を提供してきました。
■SBI証券の特徴
- 業界最安水準の手数料体系
- 業界トップクラスの顧客数(グループ全体で1,500万口座突破(※2025年12月現在))
- 国内外の株式から投資信託・債券・FX(外国為替証拠金取引)などあらゆる金融商品・サービスを網羅
- 銀行やクレジットカード、ポイント連携による利便性の高さ
- ユーザー数が多いため口コミなどの情報量も豊富
- 「ネットとリアルの融合」というテーマのもと、対面店舗も展開している
SBI証券はネット証券でありながら、全国に対面で相談できる店舗「SBIマネープラザ」を展開しています。
SBIマネープラザの店舗では証券投資のほか、SBIホールディングスで取り扱う住宅ローンや不動産投資などの相談も可能です。
オンラインからオフラインまであらゆる投資ができるため、「SBI証券の口座さえあればほとんどの投資を完結できる」と評価されています。
■SBIマネープラザについて詳しく知りたい方はコチラ
SBIマネープラザの評判は?SBI証券との違いから手数料・サービスまで徹底解説
SBI証券の顧客年齢層は20代~60歳以上まで幅広い
ネット証券といえば「若者向けでは」と思われがちです。
しかし、SBI証券は特定の年代に偏らず幅広い層に利用されているのが特徴です。
2025年の統合報告書によると、顧客属性は以下のとおりです。
- 20歳未満:4.7%
- 20代:14.4%
- 30代:20.8%
- 40代:22.8%
- 50代:19.6%
- 60歳以上:17.1%
- 法人:0.7%
若いNISA(少額投資非課税制度)世代からベテラン投資家、シニア層まで幅広い顧客に対応できる懐の深さこそ、SBI証券が長年支持されてきた理由といえるでしょう。
SBI証券の良い評判・メリットを利用者視点で解説
SBI証券の良い評判やメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
実際にSBI証券を利用しているユーザーの視点で、評判の実態を解説しましょう。
業界ナンバー1の総合力・信頼性の高さ
SBI証券に対する口コミの中で特に顕著な声は、
「安心感がある」
「とりあえずSBI証券なら間違いない」
というものです。
たしかに、SBI証券の口座を1つ持てば幅広い金融商品に投資でき、対面店舗での相談も可能です。
銀行やクレジットカードとの連携による利便性も高く、あらゆるユーザーニーズを満たすための工夫がなされています。
長年の運営実績に加えてSBIグループとしての規模感もあるため、大切な資産を預けるうえでの信頼性は非常に高いといえます。
したがって、「とりあえずSBI証券」という評判は間違いではないでしょう。
圧倒的な低コスト!「ゼロ革命」で国内株手数料無料化
SBI証券の魅力は各種取引コストの安さです。
とりわけ、2023年に開始した「ゼロ革命」では、国内株式の取引手数料が無料化されました。
SBI証券のゼロ革命では、以下の取引にかかる手数料が約定代金に関わらず「0円」になります。
- 国内株式の現物取引・国内株式の信用取引
- 新NISAでの米国株・海外ETF(上場投資信託)の売買
- 米ドル・円のリアルタイム為替手数料
国内株式では、100株未満でも売買できる「S株(単元未満株)」取引も、ゼロ革命の対象です。
「手数料を気にせず幅広い銘柄を気軽にトレードできる」という安心感は、長期的な投資パフォーマンスにも好影響を与えるでしょう。
なお、「ゼロ革命」の適用には「インターネットコースであること」「所定の書類を電子交付にすること」という条件を満たす必要があります。
すべてのユーザーの手数料が自動的に無料になるわけではないため、留意してください。
豊富な商品ラインアップと取扱銘柄の多さ
SBI証券は、取扱商品・サービスの種類や数が豊富な点も高評価に挙げられます。
■SBI証券の取扱商品ラインアップ
- 国内株式(現物取引・信用取引・単元未満株取引)
- 外国株式
- 円建て債券
- 外貨建て債券
- 投資信託
- FX
- 先物・オプション取引
- 商品先物取引
- 店頭CFD(差金決済取引)
- 金・銀・プラチナ
- IPO(新規公開株)投資
- ロボアドバイザー
- ラップ口座
- NISA
- iDeCo(イデコ/個人型確定拠出年金) など
豊富な商品ラインアップにより、「最初は投資信託だけ」「慣れてきたら株式投資も」といった投資スタイルの変化にも柔軟に対応できます。
全国で展開するSBIマネープラザを利用すれば対面相談もできるため、とことん投資環境を整えたい人におすすめです。
トレーダーに愛用される高性能ツールの提供
SBI証券では多様な取引ツールやアプリを提供しており、特にPC版の「HYPER SBI 2」はベテラントレーダーからも高評価を得ています。
■「HYPER SBI 2」のポイント
- 爆速の「スピード注文」:板情報をクリックするだけで注文完結
- カスタマイズ性の高さ:板やチャート、マーケットニュースなどを自由に配置でき、最大8画面のレイアウト保存が可能
- 取引銘柄の情報が充実:チャート画面から、財務情報やテクニカル情報など幅広く網羅した企業情報を確認できる
口座を持っていれば無料で利用できるため、このツールを使うためだけに口座を保有するトレーダーもいるほどです。
株式投資を始める人からベテラン投資家まで、あらゆるトレーダーにおすすめできます。
IPOの取扱数が多く投資しやすい
IPO(新規公開株)投資についても定評があります。
SBI証券はIPO銘柄の主幹事実績が多く、ネット証券の中でもIPO銘柄の取扱数はトップクラスです。
2024年度には全上場会社99社のうち90社の銘柄を扱い、IPO銘柄の関与率は90%を超えました。
また、抽選に外れるたびにポイントが貯まる独自制度「IPOチャレンジポイント」では、申し込むたびに当選確率が高まります。
こうした特徴により、資金量が少ない投資家でもIPO投資にチャレンジできるのは大きな魅力です。
貯まりやすいVポイントプログラム・クレカ積立
SBI証券ではVポイントとPontaポイントが貯まるプログラムを実施しています。
特にクレジットカードでVポイントが貯まる「クレカ積立」はポイントを貯めやすいと好評です。
クレカ積立は投資信託の積立をクレジットカードで決済できるサービスで、最大4%ものVポイントが付与されます。
一度設定した後は毎月クレジットカードで決済されるため、証券口座に入金する必要はありません。
なお、クレカ積立に対応するカードは所定の三井住友カードかOliveとなっており、カードによってポイント付与率が異なる点に留意が必要です。
SBI証券の悪い評判・デメリットを利用者視点で解説
一方で、SBI証券にも弱点やデメリットはあります。
ここでは、SBI証券のネガティブな評判と実態も見ていきましょう。
初心者には情報量が多すぎて複雑に感じる
もっともよく見られる不満が、
「サイトの情報が多すぎて迷う」
「どこを見ればいいかわからない」
という声です。
サイトデザインは何度かアップデートされているものの、特にPCサイトは情報量が多いため、初めての利用時にとまどう人は少なくありません。
SBI証券は歴史が長い証券会社で、顧客視点でさまざまな機能やサービスを追加してきました。
その結果、情報量が豊富で多機能な一方で、初心者にはやや複雑なサイト構造・画面になっている点は否めません。
また、「日本株」「米国株」「投資信託」でアプリが別々になっている点も「わかりにくい」と言われており、大手証券でありながらアプリやサイトの評判があまりよくない点も特徴の1つです。
他方で、「慣れれば問題ない」「スマホアプリやPCツールは使いやすい」という声も少なからずあります。
大手証券ゆえにネガティブな声が目立つ側面もあるため、実際に使ってみるのも一案です。
システム障害や不正アクセスの対応が気になる
システム障害や不正アクセスに関する不満や不安の声もあります。
過去には相場急変時にログインしづらくなったり、注文が通りにくくなったりしたという口コミもありました。
ただし、これらはSBI証券に限らず、ネット証券全体に通じる課題です。
SBI証券は特に膨大なユーザーを抱えるため、システムへの負荷が圧倒的に大きいという事情があります。
証券会社側も定期的にメンテナンスを行い対応しているものの、ネット社会においてシステム不安を完全に解消することは難しいといえるでしょう。
したがって、「システム障害をゼロにするのは難しい」という前提のもと、代替手段としてツールやアプリ注文をうまく利用する方法をおすすめします。
混雑時はサポートにつながりにくい
「混雑時には電話サポートが混雑しやすい」
「つながりにくいときがある」
という声もあります。
これに関しては、低コストで利便性が高いネット証券ゆえのデメリットといえるでしょう。
ネット証券で圧倒的な低コストを実現するには、運営コストをある程度削減するしかありません。
配置できる人員やサポート体制には限りがあるため、週明けなど混雑時につながりにくくなるのは仕方がないことだともいえます。
ネット証券ではサポートに過度な期待はできず、ある程度の自己解決力が求められる点は理解しておきましょう。
SBI証券の評判に関する気になるQ&A
ここでは、SBI証券の評判に関する気になる事項をQ&A形式で解説します。
Q1.証券口座乗っ取り被害の対応は?
A.SBI証券は2025年上半期に「証券口座乗っ取り被害」については、原則として被害の50%の金銭を補償する方針を発表しています。
2025年の証券口座乗っ取り被害とは、本物そっくりの偽サイトなどにユーザーを誘導してログインIDやパスワードを不正に取得し、勝手に取引を行う犯罪の総称です。
2025年上半期に多くの証券会社で不正ログイン・不正取引が多発し、被害総額は7,000億円に上りました。
■SBI証券の乗っ取り被害の対応
- 補償の対象:
第三者による不正な売買により発生した損失および評価損
第三者による不正な買い付け及び売り付けにより発生した各種費用
- 補償の内容:
原則、被害の50%の金銭補償+不正な取引に伴い発生した各種取引手数料+お見舞金1万円
参考:SBI証券「不正アクセス等による被害に対する当社における補償方針について」
Q2.ログイン方法が面倒くさくなったって本当?
A.2025年に生じた「証券口座乗っ取り被害」の影響で、SBI証券を含めて証券会社各社で二段階認証によるログインが必須となっています。
そのため、ログインが煩雑になったのはSBI証券に限った話ではありません。
なお、SBI証券ではよりスムーズにログインできる「デバイス認証」や「FIDO認証(スマホ認証)」を導入しています。
「FIDO認証」とは普段使用しているスマホの指紋認証などでログインできる方法で、メールアドレスやSMS認証よりも簡易な操作で行えます。
二段階認証が面倒と感じている人は、ぜひFIDO設定を利用してみてください。
Q3.SBI証券ユーザーは住信SBIネット銀行かSBI新生銀行か、どっちを利用したらいいの?
A.住信SBIネット銀行でもSBI新生銀行でもSBI証券と連携できるため、どちらを利用してもよいでしょう。
悩んでいる人や決めきれない人は、現在のSBIグループである「SBI新生銀行」をおすすめします。
その理由は、住信SBIネット銀行は2025年にSBIグループを離れ、ドコモグループの一員になり、2026年8月3日から「ドコモSMTBネット銀行」の社名でスタートするからです。
対してSBI新生銀行は2021年にSBIグループの傘下となり、SBI証券との連携が強化されています。
2025年現在、SBIホールディングスは全国の地方銀行との連携を強化して新たな金融ネットワークを構築する構想を進めており、SBI新生銀行はその中核を担う存在です。
今後はSBI証券との連携をさらに強めることが予想されており、さまざまな展開が期待されます。
SBI証券ユーザーであれば、SBI新生銀行のほうが使い勝手はよくなるでしょう。
SBI証券のおすすめの使い方
「SBI証券で口座を持っておき、他の証券会社と組み合わせて使う」方法がおすすめです。
SBI証券はとりあえず持っておくべきネット証券の1つ
SBI証券を持っておくと以下のメリットを享受できるため、まずは口座を持っておくことをおすすめします。
- 業界最低水準のコスト体系で投資できる
- 幅広い投資に挑戦できる
- IPO投資のチャンスが増える
- ポイントは貯めやすく出口も広いため使いやすい
投資家のスタンスはさまざま変わるものです。
最初は投資信託の積立投資で始まり、その後は株主優待投資やスイングトレード、先物取引などに移行する人は少なくありません。
SBI証券で口座さえ持っておけば、その時々で興味のある投資を低コストで行えます。
IPO投資やポイント投資のチャンスも増えるため、口座を保有するだけで投資の可能性を広げられるでしょう。
他のネット証券と組み合わせて使うのがおすすめ
先述のとおり、SBI証券は総合力の高さゆえに初心者には複雑に感じるといったデメリットがあります。
こうしたデメリットを補う方法が、「取引はSBI証券」「分析や管理ツールは他の証券会社」という形で使い分けることです。
たとえば、実際の株取引やNISAの積立投資はSBI証券で行い、チャートなど情報アプリは楽天証券を使う方法もあります。
証券口座の保有に費用はかからないため、実際に取引をしなくても手数料が発生することはありません。
複数保有して各社の良いとこ取りをすれば、充実した投資環境を構築できます。
【まとめ】SBI証券はコスト重視で幅広く投資したい人におすすめ
SBI証券は、業界最低水準の手数料体系と圧倒的な商品ラインアップ、そして高い信頼性を兼ね備えた大手ネット証券です。
「ゼロ革命」による国内株手数料の無料化やクレカ積立によるポイント還元など、投資家にとって有利な制度が数多く整っています。
いざというときには対面店舗(SBIマネープラザ)での相談もできるため、SBI証券で口座を持っておけば投資の選択肢は間違いなく広がります。
- 手数料を抑えて投資したい人
- 国内株・米国株・投資信託・IPOなど幅広く取り組みたい人
- 将来的に投資スタイルが変わる可能性がある人
- 対面相談にも興味がある人
こうした人にとって、SBI証券は「まず選んで間違いのないネット証券」といえるでしょう。
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