日経225システム開発研究所

今回検証を行う「日経225システム開発研究所」では、無料会員の募集を行っていないので、早速ホームページより検証を進めます。

まず、ホームページTopはこのような感じで“ただのブログ”です。株ブログなのに山脈の画像が大々的に掲載されている始末です…(笑)

山脈の画像より気になるのが、長期間ホームページが更新されていない場合に表示される広告。最低でも3ヶ月は更新されていないことが分かります…。

放置サイトなのか、更新を怠っているだけなのか、真相を確かめるためにもより深く掘り下げた検証に移ります↓

用意されている無料コンテンツは以下の5つと、ブログにしては意外と豊富。ただ、既に活用できるようなコンテンツはありません。

■簡単なトレードシステムの作成
2000年から2009年1月までのDow(始値と終値)・CME(終値のみ)日経225先物4本値(夕場無)が入っている検証テストファイル。かなり古いものなので、活用性はなさそうです。

■お勧めリンク
「日経225システム開発研究所」の管理人がお勧めするサイトのリンクを掲載いていますが、既にリンク切れになっているものが多い。

■日経225先物システムトレードの注意点
他のサイトでは書かれていない日経225先物システムトレードの注意点と落とし穴を掲載しています。

■管理人ブログ
日経225先物に関するブログ記事を更新していると思いきや、全く関係の無い内容ばかり。しかも、「2014年4月30日」から更新されていません。

■日々データ確認
日経225先物トレードシステム入力データをアップしていますが、こちらは「2013年10月」より更新されていません。

用意されている有料コンテンツはトレードシステム開発・検証ツールのみです。

■トレードシステム検証作成ファイルSM-1
日経225先物取引のラージ(ミニも可)の前場寄付きで参入し、後場大引けで手仕舞いのいわゆる寄引(デイトレード)のトレードシステム開発・検証ツール。

エクセルのマクロ(VBA)を使って他にはない方法により、簡単なロジックの組み合わせでも検証しながら優秀な成績のシステムが完成してしまう仕組みになっているようです。料金は7万8,000円と激高…。

利用者が存在するのかも疑問なんですが、実績が2013年から更新されていない点も疑問。そもそも、現在もなお稼働しているサイトなのか気になります。

先述した通り、「日経225システム開発研究所」は投資顧問会社ではなく、個人レベルで運営されているような株ブログなので、投資助言サービスなどは行っていません。

サイト内を検証する限りではサポートに関する記載がないので、サポートはほぼ行っていないのでしょう。サポート体制には期待しない方がよさそうです。

また、サイトが稼働しているのかという根本的な疑問をサポート宛に問い合わせてみましたが、回答はなし。やはり現在もなお稼働しているサイトとは思えないのが正直なところです。

ドメイン取得日を調べると「1999年5月20日」と表示されますが、同サイトが利用する「FC2ブログ」のドメイン取得日なので参考になりません。どのくらいの運営期間が経過しているのかは不明です。

次いでにホームページの最終更新日を調べたところ「2013年10月29日」で、既に3年3ヶ月放置されていることが判明(2017年1月調べ)。やはり、既に稼働していないサイトでしたね。…検証に費やした時間を返してください(笑)

これ以上検証の余地及び検証の価値が無いので、検証結果の総括に移ります↓

「日経225システム開発研究所」は誰でも利用できる無料ブログをホームページ代わり運営を行う個人レベルの株ブログでした。

法外とも言える高額な情報を販売しているので一先ず検証を行いましたが、検証すればするほどに、現在稼働中のサイトとは思えず…。

更に詳しく調べると既に3年以上も放置されているサイトということが判明しました。利用を検討できるようなサイトではないので、記憶から抹殺していただくことをオススメします。

■無料コンテンツ
・簡単なトレードシステムの作成
・お勧めリンク
・日経225先物システムトレードの注意点
・管理人ブログ
・日々データ確認

■トレードシステム検証作成ファイルSM-1
・料金/78,000円