「富士証券」と検索すると「詐欺」「怪しい」といった不安な言葉が出てきて、戸惑ったりしていませんか?
その直感、かなり鋭いです。
結論から言うと、この富士証券は「過去に存在した証券会社を語った詐欺グループ」である可能性が極めて高いのです。
本記事を読めば、「これは怪しいかも」と感じた時点で即座に判断でき、あなたの大切な資産を守るための具体的な対処法も手に入ります。
あなたの資産を守るのはあなた自身です。
この機会に記事を最後まで読んで、しっかり備えておきましょう。
【結論】富士証券の正体は「なりすまし」詐欺グループ!
まず、混乱を避けるために最も重要な事実からお伝えします。
あなたが今、「富士証券」として認識しているその集団は証券会社ですらありません。
その集団は、かつて実在した証券会社の名前を悪用しているだけの「なりすまし」詐欺グループなのです。
「え?でも、ちゃんとサイトもあるし、ロゴも立派だけど?」
そう思うかもしれませんが、今の時代、立派なサイトを作るなど詐欺師にとっては朝飯前です。
この集団はあなたの信頼を勝ち取るためなら、どんな「もっともらしい嘘」でも平気で並べ立てます。
富士証券は現在存在しない!
衝撃の事実かもしれませんが、「富士証券株式会社」という名前の証券会社は、現在日本に存在しません。
「いやいや、昔あったはずだ」という記憶がある方もいらっしゃるでしょう。
その通りです。
1994年に設立された「富士証券株式会社」は確かに実在しました。
しかし、その富士証券は2000年代の金融再編の波の中で、2000年に「みずほ証券(旧)」と合併しました。

そして、その「みずほ証券」はさらに合併や再編を経て、現在の「みずほ証券株式会社」の一部となっています。
つまり、本物の「富士証券」は、とっくの昔にみずほ証券グループに吸収合併されており、独立した証券会社としては影も形も残っていないのです。
では、今あなたを勧誘している「富士証券」とは何者なのでしょうか?
答えは簡単です。
詐欺グループが、この「かつて存在した」「響きが立派な」名前を勝手に拝借し、あたかも実在する証券会社であるかのように装っているのです。
最近、この「富士証券」という名前を使った投資詐欺グループや偽サイトが、雨後のタケノコのように乱立しています。
下記のサイトもその1つです。

「富士証券」とGoogle検索すると上位表示されており、一見堂々としたサイトぶりなので、本当に実在する証券会社なのではと思ったりしてしまいます。
金融庁が無登録業者として警告
金融庁は、「富士証券株式会社」を名乗るサイトに対して、無登録で金融商品取引業を行っているとして、公式に警告を発しています。

これは、国が「この集団は、法律で定められた登録をしないで、株やFX(外国為替証拠金取引)などの怪しい投資勧誘をやっている危険な連中です!」と公式に認定した、ということに他なりません。
もはや「黒」確定です。
金融庁の登録なしの事実は、この集団が日本の法律を守るつもりなど毛頭ない、ということです。
顧客の資産を保護するルール(分別管理など)も一切守られていません。
そんな集団に、あなたが汗水流して稼いだ大切なお金を預けるのが、どれほど危険なのかは火を見るより明らかでしょう。
富士証券を騙った典型的な詐欺の手口
「存在しない証券会社」であり、「金融庁からも警告されている」となれば、この集団が行うことは1つしかありません。
そう、「詐欺」です。
この集団の手口は、非常に古典的でありながら、人間の「楽して儲けたい」という欲望を巧みに刺激する、よくできたシナリオに基づいています。
ここで、この集団の「詐欺シアター」の典型的な流れを見ていきましょう。
1.著名人のなりすまし(権威の悪用)
FacebookやInstagram、X(旧Twitter)、あるいはYouTube広告などで、日本でも有数の著名な投資家や経済学者、実業家の写真と名前を無断で使用します。
- 「〇〇(著名人)が教える、資産10倍の秘密」
- 「〇〇(著名人)が実践している投資法を、今だけLINEで限定公開!」
こんな広告を見たことはありませんか?
もちろん、ご本人はそんな怪しい勧誘にかかわっているはずもなく、1ミリも関知していません。
完全に名前と信頼を盗用されているだけです。
しかし、「あの有名な〇〇さんが言うなら…」と、つい広告をクリックしてしまうのが人間の性というものです。
ここが、詐欺師たちが仕掛けた蟻地獄への入り口です。
偽の富士証券は有名投資家「テスタ」氏の語りが報告されています。
2.LINEグループへの誘導
広告をクリックしたり、SNSでコンタクトを取ったりすると、ほぼ100%、LINEのグループチャット(あるいはオープンチャット)に誘導されます。
なぜこの集団はLINEを使いたがるのでしょうか?
理由は単純です。
- 匿名性が高い:偽名や偽アカウントでいくらでも運営できます。
- 証拠が残りにくい:グループの解散やメッセージの削除が容易です。
- 閉鎖的な空間を作れる:外部の目から隔離し、集団心理を煽りやすいです。
このLINEグループこそが、この集団の「劇場」です。
「まずは無料で秘匿情報を届ける」「グループ参加で特別案件」といった文言で誘われ、そこで「限定的な安心感」を演出されます。
3.少額の利益で信用させる
詐欺グループは、まず少額だけ投資させて「しっかり利益が出ましたね!」と信頼させます。
ここがキモです。
「本当に利益が出る」と思わせたところで、本命の高額を投入させる流れを作るのです。
4.追加入金を迫る
少額の「成功体験」を見せた後で、「もっと儲けませんか?」「あと少し投入すれば大きくなりますよ」と追加入金を迫ります。
この時点で警戒すべきです。
「次回はデカい話だ」「限定枠」という言葉が出たら要注意です。
5.音信不通になる
投資金を入金して「さあ利益を出しますよ」という段階を過ぎたあたりで、担当者からの連絡が急に途絶えたり、出金できなくなったりします。
これが典型的な詐欺の終盤戦です。
金融庁もこのような状況に注意喚起しています。
つまり、この手順に1つでも当てはまるなら、富士証券を名乗るその勧誘には、赤信号が灯っています。
富士証券の詐欺から学ぶ【怪しいサイトの5つのチェックポイント】
富士証券のような詐欺師が作ったサイトには、必ず「ボロ」があります。
この集団は素早くサイトを作っては消すことを繰り返すため、細部まで作り込む時間も技術もないからです。
富士証券の事例から学んだ、怪しい投資詐欺サイトを見破るための5つのチェックポイントをご紹介します。
これを知っているだけで、ほとんどの詐欺サイトは見破れるはずです。
1.ウェブサイトのドメイン登録日がごく最近
詐欺サイトは、「長年の実績」「創業50年」などと平気で嘘をつきます。
しかし、そのサイトのドメインがいつ取得されたかを調べると、その嘘は一瞬でバレます。
「Whois検索」などの無料ツールを使えば、誰でもドメインの登録日を調べることができます。
サイトには「20年の信頼と実績」と書いてあるのに、ドメイン登録日が「3週間前」だったら?……もう、笑うしかありませんね。
歴史の捏造にもほどがあります。
サイトが作られたばかりということは、それだけ「使い捨て」である可能性が高い証拠です。
ちなみに、前述した富士証券株式会社のサイトのドメインは2025年8月20日に取得されたものでした…。

2.虚偽の登録番号をウェブサイトに表示している
詐欺業者の場合、虚偽の登録番号を掲載するケースがあります。
例えば「関東財務局長(金商)〇〇号」といった表示があっても、それが正しく登録されているかを金融庁の「登録業者一覧」で確認する必要があります。
富士証券株式会社の場合、以下のように金商番号が記載されています。

出典:富士証券株式会社
しかし金融庁の公式サイトで検索すると、無登録で金融商品取引業を行う業者として掲載されていましたので、デタラメの番号ですね。

3.登録国が中国や台湾など不自然な地域
これはサイトのサーバ(サイトのデータが置いてある場所)の話です。
日本の顧客を対象にした日本の証券会社を名乗っているのに、なぜかサーバの所在地(IPアドレスの国)が中国、台湾、香港などの規制が緩い国になっているケースが非常に多いです。
なぜ、わざわざ海外にサーバを置くのでしょうか?
答えは1つです。
日本の法律による追及や、警察・検察の捜査から逃れるためです。
やましいことがなければ、堂々と日本国内で運営するはずですよね。
例の富士証券株式会社のサーバの所在地は、なんとシンガポールでした…。

4.会社情報や問い合わせ先が不明確
正規の証券会社であれば、会社概要・役員名・所在地・監督官庁・登録番号・問い合わせ先(電話・メール)が明確に記載されています。
逆に詐欺的なサイトは会社概要や問い合わせ先が曖昧であり、実体を追えないものが多いものです。
富士証券株式会社の場合、会社概要や住所もしっかり掲載されており、代表も顔出ししていますので問題ないように見えます。
しかし、問い合わせのための電話番号が携帯電話でした…。

証券会社なのに、問い合わせ先が携帯電話なんてあり得ないですよね。
5.複数サイトを展開している
詐欺グループは「使い捨てドメイン戦略」をとるため、同じ名称・同じ運営手口で複数のサイトを展開することがあります。
- ドメインが頻繁に変わる
- ログイン画面が突然閉鎖される
- サイトが「別バージョン」を謳ってリニューアルと言い逃れする
といった傾向です。
富士証券株式会社は、詐欺被害の相談窓口で「ドメインが複数存在していた」と情報があります。
この「マルチサイト+短期間運営」という構図を見るだけで「詐欺」のにおいがします。
もし富士証券に入金してしまった場合の相談先
「しまった、富士証券にすでに入金してしまった」という状況でも、あきらめずに早めに行動することが重要です。
被害回復は確約できませんが、被害の拡大を防ぐための具体的な対応があります。
- 警察:最寄りの警察署のサイバー犯罪相談窓口に被害届を提出しましょう。被害額・振込先・やりとりを証拠として保存しておくことが重要です。
- 金融庁:金融サービス利用者相談室に通報してください。無登録業者との取引などは、金融庁も監督体制の外になるため、早めの情報提供が意味を持ちます。
- 弁護士:投資詐欺の返金交渉を専門とする弁護士に相談するのも有効です。証拠を整理し、早期対応をしたケースほど回収の可能性は高まります。
ここで大切なのは、時間が経てば経つほど証拠の散逸・資金の流出が進む点です。
少しでも「間違ったかも…」と感じたら、すぐに行動を始めてください。
【まとめ】富士証券はなりすまし詐欺集団!即座に関係断絶を
今回の調査で明らかになったことを、最後にもう一度まとめます。
- 現在、「富士証券株式会社」という証券会社は存在しない
- 今、あなたを勧誘している「富士証券株式会社」は、かつて存在した会社の名前を悪用している「なりすまし詐欺グループ」
- 金融庁も、この集団を「無登録の危険な業者」として公式に警告している
- この集団の手口は、「著名人のなりすまし」→「LINEグループへの誘導」→「少額の利益で信用させる」→「高額な追加入金を迫る」→「出金させずに音信不通」という典型的な詐欺シナリオ
もし、あなたの元に「富士証券」から投資の誘いが来たら、それは100%詐欺です。
「怪しい」というレベルではなく、それは「詐欺」と断定し、即座に関係を遮断(ブロック&通報)してください。
大事な資産を守る最善の防衛策は、この集団と関わらないようにすること、そして、甘い話には必ず猛毒があるという当たり前の事実を肝に銘じることです。
ちなみに、詐欺グループに騙されることなく安心して投資・資産運用に取り組みたい方は、「マーケットナビ」が1つの選択肢になり得るでしょう。当サイトの編集者も300万円の利益を獲得できたAI株式投資ソフトなので、興味がある方は下記をご覧ください。



『「富士証券株式会社」を名乗るサイト』の口コミ
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