株式会社シンプレクス・インスティテュートの投資学習システムとは？

「株式会社シンプレクス・インスティテュート」は、投資シュミレーションシステムや個人投資家向けのセミナー開催などの事業を営む会社です。投資顧問会社ではないので投資助言サービスなどは行っていません。

ネット上の口コミや評判を調べても該当なし。ドメイン取得日を調べると「2000年11月30日」で、サイト開設後16年近くも経過するのにも拘わらず、この見当たらなさは異常とも言えます。

ここまで何も見当たらないと“何かしらの難あり”と判断せざるを得ませんが、実際のところはどうなのでしょうか？早速検証してみます。

「株式会社シンプレクス・インスティテュート」では、無料会員の募集を行っていないので早速ホームページより検証スタートです。

まず、ホームページはこのような感じで、サイト開設後16年が経過するだけの“味”が出ています。それ以外が恐ろしいくらい目立った点がありません。

そんな「株式会社シンプレクス・インスティテュート」の代表を務めるのが「伊藤 祐輔」という人物。評判を調べるといくつか該当しますが、どれも2010年頃のもので現在はスポットライトを浴びていない事が分かります。

いずれにせよ、評判を見る限り「悪徳」「詐欺」などのネガティブワードは見当たらなかったので、一先ず安心です。

非常に見難いサイトの中でも目立ったコンテンツは以下の5つですが、利用するには問い合わせ必須のものもあります。…特に思うところはありません。

■TOCOM先物・オプションシミュレーター
仮想の投資資金を元手に金の先物・オプションの売買を体験学習できるシュミレーター。

■OSE先物・オプションシミュレーター
仮想の投資資金を元手に先物・オプションの売買を体験学習するシュミレーター。

■VTSS（Virtual Trading Simulation System)デリバティブ版
先物・オプションをシミュレーションで学習する本格的なツール。

■オプション・プライサー(計算機）
オプションのリスクパラメータや理論価格を計算するための便利なツール。

■かぶオプチャート
有価証券オプション（かぶオプ）の過去データ検索ツール。

先述した通り「株式会社シンプレクス・インスティテュート」は投資顧問会社ではないので、投資助言サービスなどは行っていません。まあ、シュミレーターやツールを主に提供しているサイトなので、特にサポートしてもらうような事柄も無いでしょう。

ちなみに問い合わせはメールのみでしか受付けていません。

先述した通りドメイン取得日は「2000年11月30日」で、サイト開設後16年近くも経過していることが判明しています(2016年11月調べ)。かなり運営期間は長いですが、批評系サイトで取り上げているところはほぼなしです…。

続いて、所在地「東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー19F」を調べた結果、該当した建物がコチラ↓

コチラの「虎ノ門ヒルズ森タワー」は地上52階建ての超高層ビルです。サイトの雰囲気とは似ても似つかないビルに入居しているだけに、架空の所在地を疑ってしまうのは私だけでしょうか？(笑)

「株式会社シンプレクス・インスティテュート」はシュミレーターソフトなどを提供するサイトでした。需要は極めて限定的でしょう。

検証を進めると、サイト開設後16年近くが経過していることが判明。ただ、代表の「伊藤 祐輔」に関する「2010年頃」の評判がちょくちょく見受けられるだけでその他に評判はなし。人気は低いようです…。

もし実際に「株式会社シンプレクス・インスティテュート」を利用された方がいらっしゃれば情報提供にご協力いただけると幸いです。

■コンテンツ
・TOCOM先物オプションシミュレーター
・OSE先物オプションシミュレーター
・VTSS（Virtual Trading Simulation System)デリバティブ版
・オプションプライサー(計算機）
・かぶオプチャート

※各種料金不明