急騰予知

ホームぺージはこの様な感じです。ホームページTOPでは、「株価の急騰
を予知」などと記載されたスライド画像が流れています。

「株価の急騰を予知」などというドラえもんのような発言を聞くと、「2036年までの相場予測完了している」などと豪語しながら、予想を外しまくる投資顧問サイト「新生ジャパン投資」の前池秀樹こと高山緑生を思い出します(笑)

ただ、新生ジャパン投資の前池氏のようなあてずっぽな予測ではなく、分析ソフトによる予知を売りにしてサービス提供を行っているようです。

なお、「急騰予知」では無料会員の募集は行っていません。早速各コンテンツの検証に移ります。

無料コンテンツは以下の2つです。特にコメントをするまでもないような内容に仕上がっています…。

■インベステック･メールマガジン
有料会員向けに配信する、市況解説や厳選した注目銘柄を取り上げるメルマガのバックナンバーを閲覧することが出来ます。バックナンバーを見る限り、市況解説しか掲載されていません…。例え無料でも配信を拒否します(笑)

■デモ版ダウンロード
有料の分析ソフトのデモ版をダウンロードして利用できるようです。興味のある方は試しにダウンロードしてみるといいでしょう。

有料コンテンツは「急騰予知Ⅱ」という分析ソフトのみです。サービス内容・料金設定は以下の通りです。

■急騰予知Ⅱ
株価の急騰を予知し、株価が急騰する直前に買い出動するということを実現にした分析ソフトと説明があります。更に、市況情報などを掲載したメルマガ配信、企業の概要や業績情報確認機能などが利用できるようになるとのこと。

正直なところあまり魅力が伝わってきませんが、で、激高な料金設定ということは痛いほどに伝わってきます。

「急騰予知」は投資顧問会社ではないので投資助言などは行っていません。行っているサポートは製品の使い方説明くらいでしょう。

なお、問い合わせはメールだけでしか行っていないので、分からない点があった場合解決するのにかなり手間が掛かりそうです。その点を考えるとあまり評価に値しないサポート体制と言えます。

また、会社名とメールアドレス以外の会社情報が表記されていないので、メールでサポート宛に会社情報の開示を求める問い合わせをした結果、回答なし。何か痛いところを突いてしまったのでしょうか？？

ドメイン取得日を調べると「2000年11月27日」で、サイト開設後15年以上が経過していることが分かります。かなり長い運営期間ですが果たして需要はあるのでしょうか？辛うじて生き延びているような印象しか受けません…。

続いて、所在地の検証に移りたいところですが、先述した通り会社情報が表記されていないので、検証の余地がありません。

必要最低限の会社情報すら明かせないような会社が運営するサイトの激高なソフトなど利用したいとは到底思えません。

「急騰予知」は「株式会社インベステック」が運営していて、既に新規会員募集を停止する「宝兜町」の姉妹サイトでした。

急騰銘柄を予知すると何を根拠にしているのか分からない分析ソフトを販売していました。この時点でかなり胡散臭ささを感じていたのですが、極め付けが22万円というソフトの料金…。

更にまともに会社情報すら表記されていないという状況。22万円の支払いを検討するような最低限の条件すら整っていません。論外です。

■無料コンテンツ
・インベステックメールマガジン
・デモ版ダウンロード

■急騰予知Ⅱ
・料金/220,000円