マネックスシグナル

今回検証する「マネックスシグナル」はロボットを用いて行う銘柄配信・株情報サイトです。なお運営会社は「マネックス証券株式会社」です。

「マネックス証券株式会社」と言えば「マネックスグループ株式会社」の完全子会社で、証券業を営む会社として広く知られていますが、実は…平成21年3月13日に行政処分を求める勧告が行われた黒歴史があります。

↓実際の行政処分内容(一部掲載)↓

どうやら「金融商品取引業に係る電子情報処理組織の管理が十分でない」と勧告され改善を求められたにも拘わらず、それを無視。結果、システム整備を伴う新たな業務展開の停止を命じられたようです。

やはり、大手の証券会社と言えど“裏の顔”があるようですね。行政処分を受けた過去のある危険性のある会社が運営するサイトとしてこの先の検証を進めていきます。

まず、ホームページはこのような感じ。シンプルながら洗練されたデザインという感じで、ここら辺はさすが大手といったところです。

そんな「マネックスシグナル」では、冒頭でも一部ご紹介した通りロボットがオススメと判断した銘柄をメールにて配信することを主なサービス内容として集客を行っています。

ただ、利用するには「マネックス証券」の口座を開設する必要があるようです。結局は口座を開設させることが最大の目的なのかもしれませんね。

口座を開設してもらえて、サービス料金も請求できる。まさに一石二鳥という言葉が相応しいのかな、といった印象ですが、実際のところはどうなのでしょうか？より深く掘り下げた検証に移ります↓

無料コンテンツらしきコンテンツは残念ながら見当たりません。株式投資にとってリアルタイムで参考になる情報を提供しようという考えはないようですね。無益で手間の掛かることはしたくないということかもしれません。

初回申込時は最大2ヶ月実質無料を掲げており、一見破格のサービスに見えますが、口座を開設してもらえば“こっちのもの”と言っているような感じにもとれてしまうのは私だけでしょうか…。

続いて、有料コンテンツの検証に移ります↓

有料配信しているメールでは、ロボットの判断のもと選定された買い・売り銘柄、それに基づくパフォーマンス検証結果が掲載されているようです。

戦略の異なる複数のロボットが選定するので利益が狙い易いことが強みとのこと。料金は月額3,000円(税抜き)。言ってしまえば無料も同然の様な利用料金で結果が出るのか？不安に感じてしまいますよね…。

実際に「マネックスシグナル」をご利用されていた方、元会員の方など、些細な情報でも大変助かります。是非とも、「マネックスシグナル」に関する情報提供にご協力いただけると幸いでございます。

「マネックスシグナル」に関する問い合わせを受付けているのは、当然「マネックス証券株式会社」です。

電話及びメールでの問い合わせを受付けていますが、メールでの問い合わせの場合、回答まで数日かかる場合があるようなので、急ぎの内容の場合は電話にて問い合わせた方が手っ取り早いでしょうね。

本心で言うとメール問い合わせの対応を迅速に行ってくれると嬉しいのですが…。ここまで大手になると問い合わせの量が尋常ではないんですかね？

ドメイン取得日を調べると「1998年12月11日」で、サイト開設後17年以上が経過していることが分かります(2016年7月調べ)。行政処分を受けた2009年以降、どの程度の改善が行われたのか気になるとことです。

続いて、所在地「東京都千代田区麹町二丁目4番地1」をGoogleストリートビューで検索した結果、該当した建物がコチラです↓

コチラの建物名は「麹町大通りビル」で地上14階建ての賃貸オフィスビルです。特に突っ込みどころはありません。

「マネックスシグナル」は「マネックス証券株式会社」が運営するサイトでした。大手証券会社として広く認知されていますが、過去に行政処分を受けた黒歴史があることが判明しました。

やはり大手と言えど“裏の顔”があるということの教訓となったような検証結果になりましたね。

まあ、利用を始めるにはマネックス証券の口座を開設する必要があるので、そこら辺も踏まえて慎重なご判断をオススメします。

初回のみ無料利用付き

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・月額/3,000円