- 「投資顧問IGMフィナンシャルグループ」の行政処分で「免許剥奪」の事実を追加検証。
- 「投資顧問IGMフィナンシャルグループ」の口コミ情報 を検証してみた。
- 「投資顧問IGMフィナンシャルグループ」に実際に登録してみた。
ホームページは非常に清潔感のある作りになっています。一見、株情報サイトには見えません。まあ、キレイに装っているだけで裏では何をしているか分かりませんから、見た目だけで全てを判断するのはあまりにも危険です。
「代表者の挨拶」を見てみると代表の上川原 圭輔氏が本格的に情報社会となった現在、多数はびこる株情報の無責任な押し売りに苦言を呈していますが、その情報を盗用して自サイトの記事として掲載していては救いようがありません。
やはり“見た目だけ、口だけ”なのでしょうか?第一印象よりも格段にダークな印象を受けるので、更に検証の手を強めていきます。
- 「投資顧問IGMフィナンシャルグループ」の無料コンテンツを検証してみた。
会社の公式ホームページに位置するからか、残念ながら無料コンテンツは一切見当たりません。
市況概況のようなコンテンツがあれば、他サイトの記事を無断転載していないか検証できるのですが、見事に何もないので検証のしようがありません。
ちなみに「投資生活」では、「本日の概況」というコンテンツにて「ロイター」というポータルサイトの記事を我が物かのように堂々と丸パクりしていました。れっきとした悪徳サイトの特徴です。
- 「投資顧問IGMフィナンシャルグループ」の有料コンテンツを検証してみた。
「サービス概要」というページでは「投資生活」の宣伝を行っています。
「投資生活」を開設した真の理由は「投資助言サービスに必要とされるスピードと手軽さを実現するため」と記載されていますが、言っていることとやっていることがかなり矛盾していないでしょうか?
なぜなら、「投資生活」で提供しているサービスの中に利用料金が半年で54万円のものがあるからです。これをどう手軽と言うのでしょうか?綺麗事を並べていますが、結局は金儲けしか眼中にないのかもしれません…。
- 「投資顧問IGMフィナンシャルグループ」のサポート体制を検証してみた。
「投資顧問IGMフィナンシャルグループ」では、電話及びメールでの対応を平日の9時~17時30分の間受付けています。終了時間が少々短い気もしますが、特に不自然な点は見当たりません。
「よくある質問」という項目を見ると「まったくの初心者でも大丈夫ですか」という問いに対し、「お電話・メールでの無料サポートがございますのでお気軽にご利用ください」と回答されており、しっかりと包囲網を張っています。
「投資生活」を検証した際にサポート宛に問い合わせ、返ってきた回答を見る限り“100%勝利宣言”とも取れる法令違反ギリギリの言い回しで株初心者を釣っている印象を受けたので、安易に記載を信じると痛い目に遭うかもしれません。
- 「投資顧問IGMフィナンシャルグループ」のドメイン情報を検証してみた。
ドメイン取得日を調べると「2007年10月5日」で、サイト開設後8年以上が経過していることが分かります(2016年6月調べ)。会社創設年度は2006年と記載されていたので、詐称はありませんね。
続いて、所在地「〒151-0072 東京都渋谷区幡ヶ谷2-24-1 遠山ビル501」をGoogleストリートビューで検索した結果、該当した建物がコチラです↓
「遠山ビル」は地上8階建てのオフィスビルです。架空の所在地やレンタルオフィスを表記しているわけではありませんが、同グループでは所在地を過去に2度変更している模様。
そんな頻繁に移転しなくてはならない特別な事情でも抱えているのでしょうか?やはりダークな印象を受けます。
- 「投資顧問IGMフィナンシャルグループ」の検証結果を総括する。
「投資顧問IGMフィナンシャルグループ」では「投資生活」というサイトを運営しており、特にサービス提供などは行っていない公式ホームページ的な位置づけのサイトでした。無料・有料共にコンテンツはなしです。
以前に「投資生活」を検証した際に、他サイトの記事を無断で転載していることが判明。れっきとした悪徳サイトの特徴だけに、かなりダークな印象で検証に入りました。
そのダークな印象は結局最終最後まで払拭されることなく、どちらかと言うとより強まったかもしれません。「投資生活」もろとも利用をオススメできるサイトではありませんので、以後お見知りおきを。
- 「投資顧問IGMフィナンシャルグループ」の料金設定。
検証不可
「投資顧問IGMフィナンシャルグループ」は、2020年4月14日に行政処分を受けました。これで晴れて金融庁認定の悪徳投資顧問の仲間入りですね。あ!金商の免許を取り消しされたので、もはや投資顧問サイトですら無いです(笑)彼等が犯した悪事をざっくりと説明すると2つ↓
①顧客に対し虚偽のことを告げる行為
②コンプライアンス業務を全く行っていなかった
①に関して、日経225先物取引等に係る助言実績に関して、損失が発生していたにもかかわらず利益と記載したり、実際には助言を行っていない銘柄を、助言を行った銘柄であると記載したりするなど、虚偽の内容を告げて投資顧問契約の締結の勧誘を行った。
つまり、ウソの実績をでっち上げ他の商品を買わせていたということ。うーん、悪い。
②に関して、当社の役職員は計3名のところ、梶川雄一代表取締役は、社内規程上、同人の担当業務とされている顧客管理を含め、当社の業務に一切関与せず、また、上川原圭輔取締役(令和元年5月12日まで当社代表取締役。)は、他の法人(金融商品取引業者等ではない。)の常勤職員として勤務し、当社の業務への関与は当該業務に従事した後のわずかな時間にとどまり、さらに、Aコンプライアンス室長は、自らが担当する投資顧問契約を締結した顧客への対応を行うだけで、コンプライアンス業務を全く行っていない。
これも悪徳、組織がガタガタで関東財務局が検査したら「日計表や会計帳簿すら」提出できてなかったそうです。会社として成立してないも同然。
①と②を受けて合わせて一本。もう覚悟していたのかもしれませんけどさようなら。
以降は投資顧問免許「剥奪前の検証記事」になります。悪徳サイトで確定なので読む必要はないかもしれませんが、気になる方はどうぞ。
「投資顧問IGMフィナンシャルグループ」は日経225先物と日本株を主に取り扱う投資助言・株予想サイトです。
ただ、同サイトでは直接的にサービス展開を行っていません。「投資生活」というサイトの公式ホームページといった位置づけになるからです。どちらかと言えば「投資生活」の紹介サイトという感じです。
ちなみに「投資生活」を検証した際には、悪徳サイトの特徴である「他サイトの記事無断転載」が判明しました。どこかなダークな印象を受けるグループなので、取り急ぎ検証を進めていきます。
『投資顧問IGMフィナンシャルグループ』の口コミ
口コミ一覧
名無し
御存知より