日経オンライントレード

株予想、投資顧問サイト「日経オンライントレード」のドメイン取得日は「2016年2月16日」で、サイト開設後3ヶ月程度の新しいサイトなのですが、まだ本格的に運営を始める準備段階なのか…まともに利用できる状況ではなさそうです。

更に、「日経オンライントレード」の運営元は「株式会社スターフレイヤ」なのですが、実はこの会社、短期間でサイト名をコロコロと変え運営を行う「マーケットブレイン(marketbrain)」と同じ会社です。

会社名が偶然一致することなど考えられないので、同じ会社が運営しているのでしょう。そうなると系列サイトという位置づけになりますが、サイト内ではその関連性について一切触れられていません…。

更に…更に！ それだけでなく悪評サイトの代表格「株マイスター」との関連性まで浮き彫りになりました。かなり危険な香りがするので、急ピッチで検証を進めていきます。

会員登録する前に気になるのが、非会員ページ上の記載ミスです。こんなレベルの低い指摘をしたくないのですが、どうしても気になります…。

まず、非会員ページTOPで流れる4枚のスライド画像の2枚目のコチラの記載と、非会員ページ中央部にあるコチラの記載が明らかに間違っています。もしミスに気づいていないのなら、相当ずさんな管理体制と言えますね。

そんな日経オンライントレードはどの様な趣旨のもとサービス提供を行っていくつもりなのか、「日経オンライントレードとは？」というページの検証に移ります。

まず初めに検証を行う際のルーティンとして記載内容に他サイトの記事無断転載がないか、文章をコピーしてGoogleで調べると驚愕の事実が発覚。何と悪徳サイトの代表各「株マイスター」と記載が酷似していることが分かりました。

↓左が日経オンライントレード、右が株マイスター↓

文言等は一部異なりますが、内容や構成が完全一致します。偶然に一致する奇跡などないので、日経オンライトレードが記載を転載しているか、系列サイトであることが一目瞭然です。

更に言うと、会員登録ページの文言・デザインまでも完全一致します。
①日経オンライトレードの登録アイコン、②株マイスターの登録アイコン

…ここまでの一致は通常あり得ないので関連性があると考えるのが妥当でしょう。
ということは奇行ぶりが最近話題になっている「マーケットブレイン」と「株マイスター」も系列サイトということになります。多数の被害者を輩出している事実があるにも拘わらず、勢力を拡大し続ける懲りないグループです…。

更に深い検証に移る為に会員登録を行いましたが、登録受付メールは届くものの会員ページにログインする為のID・パスワードが発行されません。どうやら、まだまだ会員ページを見せれる状況ではないのかもしれませんね。

登録申し込みをしてもID・パスワードは発行されない為、非会員ページで分かるコンテンツを検証していくしかありません…。

非会員ページでは、「プロアナリストが厳選した注目銘柄等を無料でご提供」と掲げ会員の募集を募っていることから、会員になると注目銘柄の配信があることが分かります。

また、大項目2で記載ミスを指摘したスライド画像では、無料銘柄相談の宣伝もありました。なので、非会員ページでは分かる無料コンテンツは「注目銘柄」と「無料銘柄相談」の2つになります。至って普通のサービス内容です。

非会員ページでは有料コンテンツの案内もありません。ただ、「柔軟性の高い充実プランを各種ご用意」と記載されていることから、複数の会員コースが用意されていることが分かりますね。

今後本格運営が開始された際、誤って興味を惹かれないようにしていただく為にも、強い関連性が疑われる「株マイスター」の評判をいくつかご紹介します。

評判①「他所で評判が良かったのでスタンダードプランを試しに利用しましたが、思うような結果は出ませんでした。ネット情報に踊らされた感が凄くて悔しいです…。二度と利用しません。」

評判②「利用するかは個人の判断だからとやかく言いたくないけど、 ここだけは絶対利用しちゃいけないと思う。 完全に騙されたという感情と、塩漬け銘柄しか残ってない。」

評判③「このサイトは確信犯ですね。クチコミに書かれている内容を話したら煙たそうに対応され、メールもストップしました。面倒な客はお払い箱ですか。極悪ですね。」

※株マイスターの評判は大荒れ模様です。くれぐれもご注意ください。

「特定商取引法に関する表示」では、電話番号「03-4405-9531」とメールアドレス「[email protected]」が表記されているので、電話及びメールでの対応を受付けているのでしょう。

株マイスターとの関連性が気になりますが、まずは何とかして会員ページにログインしたいので、サポート宛に“何故ログインできないのか？”尋ねてみましたが、一向に回答が来る気配はありません。

これでは真相の確かめようがありませんね。まだまだサポート体制も整っていないような初期段階なのかもしれません。この段階でサイトを公にする意味が全く分かりません。

冒頭でもご紹介した通り、ドメイン取得日は「2016年2月16日」で、サイト開設後3ヶ月程度の新しいサイトです(2016年5月調べ)。本格運営を開始するのはいつ毎になるのか、気になるところではあります。

続いて、所在地「東京都渋谷区桜丘町29-25 渋谷パールホーム703」をGoogleで検索した結果、該当した建物がコチラです↓

「渋谷パールホーム」は渋谷駅南口から徒歩5分の好立地に建つ、SOHO向けの賃貸マンションみたいです。間取りはワンルームで26平米くらいなので、かなりこじんまりした部屋で運営する小規模な会社であることが分かります。

これは余談ですが、「渋谷パールホーム」は過去に詐欺事件で使われた建物として警察庁が公開する“いわくつきの物件”のようです…。

「日経オンライントレード」の運営元は「株式会社スターフレイヤ」で、最近の奇行ぶりが目立つ「マーケットブレイン(marketbrain)」と同じ会社であることから系列サイトである可能性が濃厚でした。

更に、サイトの趣旨を説明するページの内容やデザインが悪評サイトの代表格「株マイスター」と完全一致するという驚愕の事実が判明し、両サイトが強い関連性を持っている可能性もかなり高いです。

しかしながら「日経オンライントレード」はサイトを開設したばかりで、まだ準備段階のようなので、残念ながら深い実態には迫れませんでした。ただ、株マイスターとの関連性が疑われる以上、危険な部類に属することに違いはありませんので、一先ず悪徳サイトに認定して、今後の経過を見ていきます。

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